今日3月8日のさきがけ新聞の投稿欄に私の投稿記事を掲載していただきました。昨年「東北観光博」の展開で秋田県の5拠点が発表された折に、観光とスポーツの融合をと記事を投稿していた。

新年度で具体的な活動が始まる事になり、掲載したいと連絡があり取材を受けて掲載原稿の修正や校正確認を5日にした所であった。

声の十字路欄は読者の挿絵やスナップ写真などあり、私も友人達も楽しみにしているコーナーである。是非このブログ読者の皆さんもご一読ください。


観光文化スポーツ部に期待



先日、国は東北の観光産業の回復計り「東北観光博」を展開し本県でも観光拠点5地区が発表された。各地域の関係者は、観光客の誘客を図るために早速、協議会を発足する準備を始めた。

それを受け県は先ごろ観光事業とスポーツ立国秋田の融合を推進する取組として観光文化スポーツ部の設置を決めた。

秋田県では従来から各競技が盛んな拠点地域があり、今回の5地区に近接し合致している。例えば「白神」には能代地区のバスケットボール、「十和田・八幡平」には鷹巣、大館地区の実業団男子バレーボール、「田沢湖・角館」や「横手・湯沢」には雄物川地区の高校男子バレーボール、「秋田・男鹿」には県央地区の野球、ラグビー、剣道や由利、にかほ地区の高校女子バレーボールや実業団の女子バレーボールと活躍が期待されるJリーグのサッカーなど、数多くの競技団体が大会運営の実績がある。私も実業団バレーボールチームの監督として日本各地での大会に参加したり、所属する地元協議団体の事務局として運営のお手伝いをした事があるが、全国大会の誘致、運営は競技加盟チームのスタッフやボランティアに支えられているが、行政などの資金協力がないと大変難しい事も体験している。

是非この機会に、各地区の観光団体、経済団体、周辺自治体とともにスポーツ、文化団体を交えた運営協議会を立ち上げ、地域ごとの観光と文化・スポーツを融合させた観光テーマや誘客策を検討し、全国へ発信出来るよう「観光文化スポーツ部」の取り組みに期待したい。

◇後日談

本来ならにかほ市は羽後本荘市と鳥海山とその山麓の豊かな自然と温泉があり

象潟町などは「東北の湘南」と言われるほど、海には夏の岩ガキ・冬のハタハタに鱈・川にはサケが遡上し・鳥海マリモの湿原と鳥海山登山と県外から見ると自然の宝庫なのだが、毎日見ている地元人にとっては当たり前にあるので観光資源として生かすイメージが湧かないらしい。冬も秋田で一番温暖で積雪量が少ないのだがそれを生かしてスノートレッキングと数ある温泉のペアリングしたプランもやれないのは勿体ない。旅行業者とマッチングしてリーズナブルプランを企画してほしい。