今のところ、年度末相場は落ち着いています。
昔は、年度末相場というと荒れ気味で、
特に円高に振れる動きが多かったように
記憶しています。
昔は仲値決めというシステムがあり
それが相場を振らせる要因となっていたようです。
あっ、今地震がありました。
何ともないようですが、
地面が揺れるというのは
おかしな気分になります。
元に戻って、
日本の銀行3行が中心になって
仲値決めを行っていたのですが、
それに対する批判が外資系の金融機関から
多かったような気がします。
仲値を邦銀の思う方向に
振らすという批判でした。
当時、外資系金融機関の責任者と話す機会があり、
その人は以前は邦銀の責任者だったので、
邦銀が考えていることは良く分かるということでした。
しかし、そういうシステムがなくなったことが
相場が安定的に推移していることを考えると、
良かったのではないか、
そんなことを思っています。