元々はボランティアから始めたベビーシッターであるから
シッター代金など設定してない。
払えない家庭からは頂いてないし、かまわない。
もしベビーシッターをしてなかったら、子供と接する手段は他にないもの。



あー幸せなり~(≧▽≦)

ところが当初の失敗談だが
大抵のご家庭は、こちらが代金を受け取らなかったら
次から依頼がなくなるのだった。
皆さん、タダより高いものはない
とおそれてるのか、遠慮があるのか。
そこで、ではお気持ちがあれば、という形で謝礼をいただくことにした。
するとまた、予約が入るようになった。
分かりやすい。
しかも!
ある都内のご家庭
毛筆で謝礼と書かれてる封筒に厚みがある。
お手紙が入ってるのかな?と帰宅後開けてみて驚愕( ̄□ ̄;)!!
一日分にOLの給与1ヶ月相当額が入ってるのだ。

嬉しいのを通り越して不安になった。
面倒は嫌だ。
早速電話して、困りますと申し上げたところ
子供がなついてるので、他より自分の家を優先してほしい
というお話。

裕福なご家庭というのは住居や暮らしぶりから見当ついてた。
それにしても・・・。
これまでベビーシッターや添乗でわかったことのひとつが
「お金を使っても使っても使いきれない。」
という人々が、日本には少なからず存在するということである。

イギリスだと、真のお金持ちはかなりの金額をチャリティに寄付したりしてたが
そういう習慣のない日本のママ
気に入ったベビーシッター囲いこみ作戦で
こちらは有り難いことは間違いないのだけど
きれいごと抜きにして、子供の可愛さは
お金持ちもシッター代金払えないシングル家庭も一緒。
どうしても先に頼まれた方に行ってしまう。

有る家が出したいなら、苦しい家は甘えればいいね。
金は天下の回りものってこういうことかな。