客の荷物から貴重品盗む、伊航空会社職員ら29人逮捕

2013.5.5 00:40 欧州

 ANSA通信によると、イタリア南部ラメツィアテルメ市の検察当局は4日までに、乗客が預けた荷物から貴重品などを組織的に盗んでいたとして、窃盗容疑で同国航空会社最大手アリタリアの職員19人を含む29人を逮捕、その他に57人を取り調べていると発表した。

 検察やアリタリアによると、ローマ-ラメツィアテルメ間でアリタリア機の乗客が預けた荷物が無くなるケースが相次ぎ、当局が約1年前からアリタリアの協力で機内にビデオカメラを設置するなどして捜査してきた。

 その結果、アリタリアや荷物運搬会社の職員が荷物を盗んでいる場面がカメラに捉えられた。

 容疑者らは乗客の荷物から、現金や金目のものを盗み出していた。窃盗は両都市の他、北部ミラノやボローニャ、南部ナポリなど6都市の空港で行われていた。(共同)


何を今さら(・_・;)

2,3年前には、パリの空港職員が10数年にわたって
乗客(主に日本人)のスーツケースから荷物を盗んでたことが
発覚してニュースをにぎわせてましたね。

ここ英国、特に私のいる地区にはほとんどイギリス人しかいないから
最近日常において嫌な目に遭うことがなかった。
久々覚醒というか・・・。
先週ロンドン中心で会ったイタリア・ロンドンツアーのツアコンに
「今回ここへ来るまでに何名様が盗難に遭われた?」と聞いたら
19名中、ローマで一人、フィレンツェ二人、ミラノ一人の計4名様お財布盗難ですって( ̄□ ̄;) 

お客様方は最終地のロンドンに着いて初めてリラックスされたとか。

ロンドンに三年住んでる駐在員の奥様
英国人と結婚して20年住んでる日本人奥様
さらには欧州各国を駐在してきた男性駐在員も
「イギリスは他のヨーロッパとは違う。」

「とにかく英国人は親切」「安心」と口をそろえる。

しかし・・・
安心な英国といえども油断はできない。
「カフェネロ」に行くとスタッフの多くはイタリア人
三回続けて会計をごまかされた(_ _。) 

レシートくれないし
おしゃれなフランス系レストラン「Aubain」のメイフェアもスタッフはフランス人
入るとウェイトレスが他のウェイターにフランス語で指示
「日本人をそこに座らせないで。奥にやって」
なんか・・・久々添乗中を思い出して妙に懐かしい。
この
何が楽しくて生きてるのかと思えるフランス女性の底意地の悪さ。
会計もしっかりごまかされてるから
「レモネードは、3ポンドとメニューに書いてあったけど」
(私は、フランス・イタリア系の店では必ずメニューの値段を暗記する)
と指摘すると
再び小声で同僚に「気づくなんて中国人じゃないか」
・・・・・
あのね~(もうため息が出る)
日本人でも、これぐらいの、フランス語やイタリア語は分かる人間もいるの
気をつけましょうね。
ただでさえ、悪いんだから。

・・・ほとほと呆れる。
英国という、親切お人よしぞろい紳士淑女の国で
なぜ彼らは学ばず、良いところを取り入れようとせず
自国にいる時のスタイル(意地悪や詐欺)を貫こうとするのでしょう。
残念としか言いようがないですね。

100%良い人ばかりの国も悪い人ばかりの国も

世界中どこにもない。
けれど、国民性というものは、確かに存在するように思います。