オフ会!~GW編~の3日間お疲れさまでした!
大盛況の濃すぎる3日間でしたね。
例えば、物理学者のリチャード・ファインマン著の『困ります、ファインマンさん』トークができたことにはビックリしました。読み込んでいて、素晴らしいな!と思いました。

@ファインマン先生。
科学の世界を厳密には知らない我々にとって、ファインマンさんの書籍は1つの灯火になるのではないか?と思います。また、数式を使わないでも、科学のコアであるエッセンスはここに書かれています。
「困ります、ファインマンさん」P339から 科学の価値とは何か
私たちはまだまだ人類の歴史のほんのはじめの方にいるのですから、いろいろな問題にぶつかり、これと戦わなくてはならないのはむしろ当然のことです。
しかしながら私たちの前には何千年もの未来が広がっているのです。
ですから今の私たちの責任は、できる限りの努力をし、できるだけのことを学び、答をできるだけ改善してこれを次の世代に渡していくということです。
未来の人に自由選択の余地を残しておくことこそ私たちの責任なのです。
人類史の初期にいる私たちは、若者独特の生意気から、永い未来にわたる人類の成長をいじけさせてしまうような重大な誤りをしでかすこともあり得ます。
このように若く無知な私たちが、今ももう答はすっかりわかってしまったなどと言うなら、まったく取り返しのつかない過ちを犯すことになるでしょう。
もし私たちが議論や批判を押し殺して「友よ、これこそ答だ。人類は救われた!」と大威張りで断言するようなことをすれば、それこそこれから先長い間、人類を一連の独裁者どもにひきわたし、現在の限りある想像力の小さな檻の中にとじこめてしまうことになるのです。
これは今までにももう幾度となく起こっていることです。
偉大な進歩はおのれの無知を認めることから生れ、思案の自由なくしては手に入れられないことを知らなければなりません。
その上で、この自由の価値を鼓吹し、懐疑や迷いは危惧するどころかむしろ歓迎され、大いに論じられるべきであることを教え、その自由を義務として次の世代にも求めてゆく、これこそ科学者たる私たちの責任であると私は考えます。
「なかだ」自身先生方から「自分自身すら疑い続ける姿勢こそ」が重要だと教わってきました。それが科学だと。科学とは、今のところ1番整合性の高い「物語」である、と。
・自分の考え方がどこか間違っているかもしれない。
・スコトーマ(心の盲点)があるかもしれない。
尊敬しているコーチのルータイス先生は、晩年でも「私にもスコトマがあるかもしれない。君、検証してくれ!」と言ったそうです。
変なプライドが邪魔して我々はなかなか他人の意見に耳を塞ぎがちですが、いつまでも晩年のルータイス先生やファインマン先生のように自分自身すら疑い続けたいものです。
本当に凄いな、素晴らしいな、と思います。
このように若く無知な私たちが、今ももう答はすっかりわかってしまったなどと言うなら、まったく取り返しのつかない過ちを犯すことになるでしょう。
我々は安易に答のみを求めがちです。答だけに飛びつくと取り返しのつかない過ちを犯すことになるかもしれません。
もし私たちが議論や批判を押し殺して「友よ、これこそ答だ。人類は救われた!」と大威張りで断言するようなことをすれば、それこそこれから先長い間、人類を一連の独裁者どもにひきわたし、現在の限りある想像力の小さな檻の中にとじこめてしまうことになるのです。
議論や批判重要ですね。
常に一つ上がある、常に上があるというのは、仏教で言えば「空」の思想でした。
偉大な進歩はおのれの無知を認めることから生れ、思案の自由なくしては手に入れられないことを知らなければなりません。
その上で、この自由の価値を鼓吹し、懐疑や迷いは危惧するどころかむしろ歓迎され、大いに論じられるべきであることを教え、その自由を義務として次の世代にも求めてゆく、これこそ科学者たる私たちの責任であると私は考えます。
また、そんな「場」であり、オフ会!にしたいですね^^また、若さ故の過ちもありますが、笑い飛ばせるところは笑い飛ばしていきたいですね。
あ、こんなに堅苦しい感じではないので、ご安心下さい!
お楽しみに。
【参考書籍】ファインマンさんシリーズは気楽に面白く読めるので、オススメしておきます。
困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫)/岩波書店

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