こんにちは、naoです。


以前、プログラマー兼、システムエンジニアをしていた頃、職場の同僚がやらかした失敗を思い出したので綴ります。


なぜこの事を思い出したかと言いますと、ネットニュースで
「Facebookの自動翻訳のミスで、習近平国家主席を「Mr Shithole(く○の穴)」と誤訳してしまった」
との事が書かれていたからなのです。


では、どのような事をやらかしたかを説明します。

私たちシステム開発部隊は、プログラムを作るときに、どのようなメッセージを出すかを事前に決めておきます。

例えば、生年月日を入れるときに本来は西暦で入力をしなければいけない場所に、和暦で入力した場合には、「生年月日は西暦で入れてください」と、エラー表示させます。

このエラーが出るか出ないかのテストも事前にしておく必要が有ります。

その同僚は岡山県出身で、東京に来ても岡山弁が全く抜けず(変える気もない)、少しきつめの言葉で普段から話していました。

その同僚、かなり茶目っ気が有り、テストの時にのメッセージは岡山弁で開発してました。
もちろん、ユーザー(全国で10万人ほどの同じ会社の人々)が使用するときには、全て標準語にしてました。

しかし、同僚はその作業を忘れてしまい、ユーザーの目に触れてしまったのです。

生年月日のエラーでは、

ボゲ〜!西暦でいれんといかんじゃろ!
(↑ 何となくこんな感じでした)

それを見た全国のユーザーから
「XX(私たちの部署名)は、随分とメッセージが乱暴になったんですね」
と、やんわりとしたクレームが来ました。

私たちはそれを聞いて、不謹慎にも大笑いしてしまいました。(普段の仲は良いですよ!)

もちろん、標準語版に即変更しました。

今みたいなネットの時代だったら、世間に広がっていたかもしれませんね。