テニス=アルゼンチンOP、錦織決勝で敗れる
[ブエノスアイレス 19日 ロイター] - 男子テニスのアルゼンチン・オープンは19日、ブエノスアイレスでシングルス決勝を行い、第1シードの錦織圭はアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)に6─7、4─6のストレート負けを喫し、ATPツアー通算12回目の優勝を逃した。錦織は第1セットのタイブレークを4─7で落とすと、第2セットでは第7ゲームに初めてブレークを許し、過去5戦全勝の相手に初黒星を喫した。錦織は「いくつかのことを向上させなければならない。毎週、毎週、着実に」とランキングを上げるためにやるべきことがまだあると話した。1時間40分で試合を終えたドルゴポロフは今大会1セットも落とさず、2012年以来となるタイトルでATPツアー通算3勝目を挙げた。
■錦織圭の話「相手はサーブが良くて、特に第1サーブのコースを読めず、ラリーに持ち込むことができなかった。自分の返球も浅くて、テニスに伸びがなかった。それが相手に攻められた要因だと思う」

テニス=世界インドア、ツォンガがゴフィン下し優勝
[19日 ロイター] - 男子テニスの世界インドア・トーナメントは19日、オランダのロッテルダムでシングルス決勝を行い、第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が第3シードのダビド・ゴフィン(ベルギー)を4─6、6─4、6─1と逆転で下し、2015年以来のタイトルを手にした。昨シーズンはケガに苦しんだツォンガは「本当にうれしい。ここ数カ月、このレベルに戻ってくるために非常に努力した。今年の残り試合に向けて新たな期待を与えてくれる」とコメント。一方、ゴフィンは「今日は少し疲れた。スタートは本当によかったが、最後はジョーが私よりいいプレーをした。特に第3セットでは。もちろんがっかりしているが、いいテニスができた時もあったし、(ランキングが発表される)20日にトップ10に入るだろう」と話した。

【米女子ゴルフ】昨年覇者の野村敏京は3位 豪州オープン
 米女子ゴルフのISPSハンダ女子豪州オープンは19日、アデレードのロイヤルアデレードGC(パー73)で最終ラウンドが行われ、7位から出た前年覇者の野村敏京は2バーディー、2ボギーの73で回り通算6アンダー、286で3位となった。7位から69と伸ばした24歳の張ハナ(韓国)が通算10アンダーでツアー通算4勝目。賞金19万5千ドル(約2200万円)を獲得した。71と伸ばした畑岡奈紗は通算イーブンパーで30位。79と崩れた横峯さくらは4オーバーの58位に終わった。(共同)

【米男子ゴルフ】 D・ジョンソンが13勝目 初の世界ランク1位に ジェネシス・オープン最終日
 米男子ゴルフのジェネシス・オープンは19日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラCC(パー71)で第3ラウンドの残りと第4ラウンドが行われ、ダスティン・ジョンソン(米国)が通算17アンダーの267で、ツアー10季連続となる通算13勝目を挙げた。第3ラウンドを7バーディーの64、最終ラウンドを3バーディー、3ボギーの71で回った。賞金126万ドル(約1億4200万円)を獲得。32歳のD・ジョンソンは世界ランキングで、ジェーソン・デー(オーストラリア)に代わって初めて1位となる。トマス・ピエテルス(ベルギー)とスコット・ブラウン(米国)が5打差の2位だった。(共同)

【競泳】男子200バタは坂井聖人V コナミオープン
 競泳のコナミオープン最終日は19日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートルバタフライはリオデジャネイロ五輪銀メダリストの坂井聖人(早大)が1分54秒72の大会新記録で優勝した。瀬戸大也(JSS毛呂山)は1分58秒29で7位。男子100メートル平泳ぎは200メートル平泳ぎの世界記録を持つ渡辺一平(早大)が59秒99で優勝。女子100メートル平泳ぎは青木玲緒樹(東洋大)が1分6秒53の大会新で勝った。池江璃花子(ルネサンス亀戸)が女子100メートル自由形で54秒69、50メートルバタフライで25秒71をマークし、ともに大会新で制した。

【卓球】13歳の張本智和が最年少V逃す インド・オープンは準優勝
 卓球のワールドツアー、インド・オープンは19日、ニューデリーで行われ、男子シングルス決勝で13歳の張本智和(エリートアカデミー)は2012年ロンドン五輪銅メダルのドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に0-4で敗れ、ツアー最年少優勝はならなかった。昨年12月に18歳以下で争う世界ジュニア選手権で頂点に立った張本は、シニアのワールドツアーで初の決勝に進出。世界ランキング5位の強豪に挑んだが、完敗した。5月開幕の世界選手権個人戦(デュッセルドルフ=ドイツ)には史上最年少の日本代表として出場する。(共同)

【卓球】森薗政崇&大島祐哉組と森さくらが優勝 インド・オープン
 卓球のインド・オープンは19日、ニューデリーで各種目の決勝が行われ、男子ダブルスで森薗政崇(明大)大島祐哉(ファースト)組がドイツのペアを3-1、女子シングルスは森さくら(日本生命)がスウェーデン選手を4-3で下し、ともに優勝した。(共同)