【テニス】
錦織が3回戦進出 大坂も勝つ 全仏OP

男子シングルス2回戦 サーブを放つ錦織圭=パリ(共同)
 テニスの全仏オープン第4日は25日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日清食品)が世界ランキング40位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)に6-3、6-3、6-3で勝ち、2年連続で3回戦に進出した。次は世界52位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)とベスト16入りを懸けて対戦する。女子では大坂なおみが世界52位のミリヤナ・ルチッチバロニ(クロアチア)に6-3、6-3で勝ち、四大大会では1月の全豪オープンに続いて3回戦に進出した。(共同)

【東都大学野球】
亜大、2連覇で25度目V

春季リーグ戦優勝を決め歓喜の亜大ナイン=25日、神宮球場(撮影・山田俊介)
 東都大学野球リーグは25日、神宮球場で2回戦の1試合が行われ、亜大が7-1で日大を下して2連勝し、2シーズン連続25度目の優勝を決めた。8勝2敗で勝ち点4とし、同勝ち点の国学院大を勝率で上回った。亜大は6月6日開幕の全国大学選手権に出場する。

【プロ野球】
2連勝中の阪神横山、バレの特大弾2発で沈没

1回、ヤクルト・バレンティンに2点本塁打を浴びた阪神・横山雄哉
 2年目左腕がプロの洗礼を浴びた。阪神は2連勝中の横山が先発。「攻めることを忘れないようにしたい」。そう話していたが、バレンティンに2打席連続でバックスクリーン弾を浴びるなど3回5安打6失点、82球で降板を余儀なくされた。試合前には狭い神宮球場とあって、低めを突く考えを強調していた。だが、一回に三塁ヘイグのトンネルで1点を失うと、バレンティンに甘い136キロをバックスクリーンにぶち当てられた。三回には浮いた134キロをビデオのリプレーのように再びバックスクリーンに運ばれ、マウンドで茫然自失した。左肩の疲労で昨秋のキャンプでは投球を回避し、いまも「自分の本来のものが出ていない」という。それでも雌伏して先発枠をつかみ、ここまで2試合の登板で2勝、防御率0・73。だが、この日は「攻めの投球」は見せられず、味方の4点の援護をふいにして試合を壊してしまった。(坂井朝彦)

【Jリーグ】
神戸、大宮が8強へ ナビスコ杯

後半、ゴールを決める神戸・高橋峻希 4-0=ノエスタ(撮影・岡田亮二)
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第6節は25日、ノエビアスタジアム神戸などで6試合が行われ、A組の神戸が名古屋を4-0で下して勝ち点を13とし、1試合を残して同組2位以内を確定、準々決勝進出を決めた。湘南が甲府に0-1で敗れたため、試合のなかった大宮のベスト8入りも決まった。鹿島-磐田は引き分けた。B組は前節首位の仙台が川崎に1-2で敗れ、横浜Mは新潟と引き分けた。全日程を終えた川崎が勝ち点8で首位。得失点差で仙台、横浜Mが続き、試合のない柏と新潟が同7の混戦となった。福岡-鳥栖は引き分け。最終節は6月5日に行われる。

【シンクロ】
日本代表が合宿公開 リオへ広いプールで強化 

チーム・フリールーティンの演技を練習するシンクロナイズドスイミングの日本代表=大阪府門真市の東和薬品ラクタブドーム
 リオデジャネイロ五輪に出場するシンクロナイズドスイミングの日本代表が25日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで合宿を報道陣に公開し、五輪を見据えた広いプールで、アピールポイントとするチーム・フリールーティン(FR)のリフトなどを精力的にこなした。代表9人が5月上旬から約1カ月にわたる長期合宿に臨んでいる。普段練習している国立スポーツ科学センター(JISS)より天井が高く観客席もある中で、スケールの大きな演技を目指している。主将の乾友紀子(井村シンクロク)は「広い空間に負けない演技をしたい。空間に圧倒される感じはなくなった」と語った。6月中旬からは本番と同じ屋外プールのあるグアムで鍛える。井村雅代ヘッドコーチは「空間を制する演技をしていきたい。昨年より成長しているけどまだ足りない」と奮起を促した。





【ゴルフ】
日本女子2位、男子は3位 ネイバーズ杯第2日
 日本、韓国、台湾によるアマチュアゴルフの団体対抗戦、ネイバーズトロフィーチーム選手権は25日、名古屋市の愛知CC(男子パー72、女子パー74)で第2ラウンドが行われ、日本女子は首位韓国と11打差の2位だった。男子はトップの韓国と12打差の3位。日本女子のトップは畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高)の71で、男子は池田悠希(熊本・秀岳館高)の71だった。