テニス＝ジョコビッチとナダル圧勝、マリー大苦戦 全仏ＯＰ初戦
５月２４日、テニスの四大大会第２戦、全仏オープンの男子シングルス１回戦、世界ランク１位で第１シードのノバク・ジョコビッチ（写真）は盧彦勲に６─４、６─１、６─１で快勝した（２０１６年 ロイター/Benoit Tessier）
［２４日 ロイター］ - テニスの四大大会第２戦、全仏オープンは２４日、パリのローランギャロスで男子シングルス１回戦を行い、世界ランク１位で第１シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）は盧彦勲（台湾）に６─４、６─１、６─１で快勝した。１０回目の制覇を狙う第４シードのラファエル・ナダル（スペイン）もストレートで圧勝。第２シードのアンディ・マリー（英国）は最初の２セットを落としたが、２セットを取り戻すと、最終セットを７─５で制する苦しみながらの初戦突破となった。第６シードのジョーウィルフリード・ツォンガ（フランス）、第７シードのトマーシュ・ベルディハ（チェコ）、第１１シードのダビド・フェレール（スペイン）、第１２シードのダビド・ゴフィン（ベルギー）はいずれもストレート勝ちで２回戦に進出した。
【全仏テニス】
奈良が２回戦進出 アザレンカは棄権 第３日
女子シングルス１回戦でデニサ・アレルトバを破った奈良くるみ＝パリ（共同）
テニスの全仏オープン第３日は２４日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス１回戦で世界ランキング９１位の奈良くるみ（安藤証券）は同７０位のデニサ・アレルトバ（チェコ）を破って２回戦に進んだ。５－７、６－３で迎えた第３セット、２－０の時点で相手が腹筋を痛めて棄権した。２回戦では第１４シードのアナ・イバノビッチ（セルビア）と対戦する。前日に第２セット途中で日没サスペンデッドとなった土居美咲は第２１シードのサマンサ・ストーサー（オーストラリア）に２─６、６─４、３─６で敗れた。世界ランク１位で第１シードのセリーナ・ウィリアムズは、マグダレナ・リバリコバ（スロバキア）に圧勝。第９シードの姉ビーナス・ウィリアムズ（米国）も勝ち上がった。第３シードのアンゲリク・ケルバー（ドイツ）、第５シードのビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）は敗退した。２５日は男子シングルスで第５シードの錦織圭（日清食品）が午前１１時（日本時間午後６時）からアンドレイ・クズネツォフ（ロシア）との２回戦に臨む。（共同）
【競泳】
萩野「濃密な２カ月に」 五輪金メダル候補 欧州で合宿後リオへ
欧州への出発を前に笑顔の萩野公介（左）。右は平井伯昌コーチ＝２５日、成田空港
競泳男子のリオデジャネイロ五輪金メダル候補、萩野公介（東洋大）が２５日、欧州へ出発する前の成田空港で取材に応じ、「最高に濃密な２カ月にしたい。五輪で戦える喜びをかみしめながら、毎日練習していきたい」と笑顔で語った。本番まで約２カ月、欧州でレースと合宿を重ね、そのままリオデジャネイロに入る。高校３年生だった２０１２年ロンドン五輪は４００メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。無欲の表彰台だった４年前と違い、エースとして臨む２度目の大舞台に向け、「前回よりも勝負しに行くんだという強い気持ちを持っている。最高の結果を出して日本に帰ってきたい」と話した。女子バタフライの星奈津美（ミズノ）も同じ環境で本番に備える。「笑顔で、すがすがしい気持ちで帰ってこられるように頑張ってきたい」と意気込んだ。
五輪＝馬術の法華津、リオ断念も東京大会に意欲
５月２４日、８月のリオデジャネイロ五輪の馬術で、五輪史上最年長出場を目指していた法華津寛（７５）は馬の体調不良により出場を断念したが、２０２０年東京五輪出場に前向きな姿勢を見せた。写真は２０１２年３月、ドイツで撮影（２０１６年 ロイター/Ina Fassbender）
［ベルリン ２４日 ロイター］ - ８月のリオデジャネイロ五輪の馬術で、五輪史上最年長出場を目指していた法華津寛（７５）は馬の体調不良により出場を断念したが、２０２０年東京五輪出場に前向きな姿勢を見せた。法華津は１３年前から欧州を拠点とし、リオ五輪は１５歳の「ブリオニＷ」で出場を目指していたが、馬が咳をし始めたことで予選参加を断念。予選中は馬の治療に専念するという。法華津は「ウィスパー」と出場した１２年ロンドン大会で史上３番目の年長出場を果たした。五輪デビューは１９６４年の東京五輪で、０８年北京大会で４４年ぶり、２回目の出場を果たし周囲を驚かせた。２回目の東京大会では７９歳となるが、ロイターのインタビューで「それができれば、素晴らしいこと。肉体的に可能かどうかはその時になってみなければわからない」と語った。
【ボート】
日本５位でリオ五輪出場ならず 男子軽量級かじなしフォア 世界最終予選
ボートのリオデジャネイロ五輪世界最終予選最終日は２４日、スイスのルツェルンで各種目の決勝が行われ、男子軽量級かじなしフォアで小林雅人（戸田中央総合病院ＲＣ）、荒川龍太（一橋大）、奈良和紀（新日鉄住金）、佐藤翔（日大）の日本は５位で、２位以内に与えられる五輪出場枠を逃した。同種目では２０００年シドニー五輪以来となる４大会ぶりの出場はならなかった。ボートの五輪予選は全て終了。日本勢は男女の軽量級ダブルスカルの計４人がリオ五輪に出場する。（共同）
【女子ゴルフ】
宮里藍は予選会で出場権逃す ７月の全米女子オープン
女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権（７月７～１０日・カリフォルニア州サンマルティン）の予選会は２４日、バージニア州リッチモンド郊外のハーミテージＣＣで行われ、宮里藍はプレーオフの末に上位３人までに与えられる本大会の出場権を逃した。本大会には予選会の通過者の他に、７月４日時点での世界ランキング５０位以内の選手などが出場権を獲得する。（共同）
５月２４日、テニスの四大大会第２戦、全仏オープンの男子シングルス１回戦、世界ランク１位で第１シードのノバク・ジョコビッチ（写真）は盧彦勲に６─４、６─１、６─１で快勝した（２０１６年 ロイター/Benoit Tessier）
［２４日 ロイター］ - テニスの四大大会第２戦、全仏オープンは２４日、パリのローランギャロスで男子シングルス１回戦を行い、世界ランク１位で第１シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）は盧彦勲（台湾）に６─４、６─１、６─１で快勝した。１０回目の制覇を狙う第４シードのラファエル・ナダル（スペイン）もストレートで圧勝。第２シードのアンディ・マリー（英国）は最初の２セットを落としたが、２セットを取り戻すと、最終セットを７─５で制する苦しみながらの初戦突破となった。第６シードのジョーウィルフリード・ツォンガ（フランス）、第７シードのトマーシュ・ベルディハ（チェコ）、第１１シードのダビド・フェレール（スペイン）、第１２シードのダビド・ゴフィン（ベルギー）はいずれもストレート勝ちで２回戦に進出した。
【全仏テニス】
奈良が２回戦進出 アザレンカは棄権 第３日
女子シングルス１回戦でデニサ・アレルトバを破った奈良くるみ＝パリ（共同）
テニスの全仏オープン第３日は２４日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス１回戦で世界ランキング９１位の奈良くるみ（安藤証券）は同７０位のデニサ・アレルトバ（チェコ）を破って２回戦に進んだ。５－７、６－３で迎えた第３セット、２－０の時点で相手が腹筋を痛めて棄権した。２回戦では第１４シードのアナ・イバノビッチ（セルビア）と対戦する。前日に第２セット途中で日没サスペンデッドとなった土居美咲は第２１シードのサマンサ・ストーサー（オーストラリア）に２─６、６─４、３─６で敗れた。世界ランク１位で第１シードのセリーナ・ウィリアムズは、マグダレナ・リバリコバ（スロバキア）に圧勝。第９シードの姉ビーナス・ウィリアムズ（米国）も勝ち上がった。第３シードのアンゲリク・ケルバー（ドイツ）、第５シードのビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）は敗退した。２５日は男子シングルスで第５シードの錦織圭（日清食品）が午前１１時（日本時間午後６時）からアンドレイ・クズネツォフ（ロシア）との２回戦に臨む。（共同）
【競泳】
萩野「濃密な２カ月に」 五輪金メダル候補 欧州で合宿後リオへ
欧州への出発を前に笑顔の萩野公介（左）。右は平井伯昌コーチ＝２５日、成田空港
競泳男子のリオデジャネイロ五輪金メダル候補、萩野公介（東洋大）が２５日、欧州へ出発する前の成田空港で取材に応じ、「最高に濃密な２カ月にしたい。五輪で戦える喜びをかみしめながら、毎日練習していきたい」と笑顔で語った。本番まで約２カ月、欧州でレースと合宿を重ね、そのままリオデジャネイロに入る。高校３年生だった２０１２年ロンドン五輪は４００メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。無欲の表彰台だった４年前と違い、エースとして臨む２度目の大舞台に向け、「前回よりも勝負しに行くんだという強い気持ちを持っている。最高の結果を出して日本に帰ってきたい」と話した。女子バタフライの星奈津美（ミズノ）も同じ環境で本番に備える。「笑顔で、すがすがしい気持ちで帰ってこられるように頑張ってきたい」と意気込んだ。
五輪＝馬術の法華津、リオ断念も東京大会に意欲
５月２４日、８月のリオデジャネイロ五輪の馬術で、五輪史上最年長出場を目指していた法華津寛（７５）は馬の体調不良により出場を断念したが、２０２０年東京五輪出場に前向きな姿勢を見せた。写真は２０１２年３月、ドイツで撮影（２０１６年 ロイター/Ina Fassbender）
［ベルリン ２４日 ロイター］ - ８月のリオデジャネイロ五輪の馬術で、五輪史上最年長出場を目指していた法華津寛（７５）は馬の体調不良により出場を断念したが、２０２０年東京五輪出場に前向きな姿勢を見せた。法華津は１３年前から欧州を拠点とし、リオ五輪は１５歳の「ブリオニＷ」で出場を目指していたが、馬が咳をし始めたことで予選参加を断念。予選中は馬の治療に専念するという。法華津は「ウィスパー」と出場した１２年ロンドン大会で史上３番目の年長出場を果たした。五輪デビューは１９６４年の東京五輪で、０８年北京大会で４４年ぶり、２回目の出場を果たし周囲を驚かせた。２回目の東京大会では７９歳となるが、ロイターのインタビューで「それができれば、素晴らしいこと。肉体的に可能かどうかはその時になってみなければわからない」と語った。
【ボート】
日本５位でリオ五輪出場ならず 男子軽量級かじなしフォア 世界最終予選
ボートのリオデジャネイロ五輪世界最終予選最終日は２４日、スイスのルツェルンで各種目の決勝が行われ、男子軽量級かじなしフォアで小林雅人（戸田中央総合病院ＲＣ）、荒川龍太（一橋大）、奈良和紀（新日鉄住金）、佐藤翔（日大）の日本は５位で、２位以内に与えられる五輪出場枠を逃した。同種目では２０００年シドニー五輪以来となる４大会ぶりの出場はならなかった。ボートの五輪予選は全て終了。日本勢は男女の軽量級ダブルスカルの計４人がリオ五輪に出場する。（共同）
【女子ゴルフ】
宮里藍は予選会で出場権逃す ７月の全米女子オープン
女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権（７月７～１０日・カリフォルニア州サンマルティン）の予選会は２４日、バージニア州リッチモンド郊外のハーミテージＣＣで行われ、宮里藍はプレーオフの末に上位３人までに与えられる本大会の出場権を逃した。本大会には予選会の通過者の他に、７月４日時点での世界ランキング５０位以内の選手などが出場権を獲得する。（共同）