【スピードスケート】
マススタートで高木美3位 世界距離別選手権最終日

女子マススタートで3位に入った高木美帆(右)=コロムナ(AP)
 スピードスケートの世界距離別選手権最終日は14日、ロシアのコロムナで行われ、女子マススタートで高木美帆(日体大)が3位に入った。イバンイ・ブロンディン(カナダ)が優勝し、押切美沙紀(富士急)は11位だった。女子1500メートルでは高木美が1分56秒83で8位、押切は11位、菊池彩花(富士急)は16位だった。ヨリン・テルモルス(オランダ)が1分53秒92で制した。男子500メートルは長谷川翼(日大)が2回合計1分10秒18で11位。羽賀亮平(日本電産サンキョー)は13位、及川佑(大和ハウス)は2回目に転倒して最下位の24位だった。世界記録保持者のパベル・クリズニコフ(ロシア)が2回目にこの日最速の34秒42をマークし、合計1分09秒02で優勝した。男子マススタートは李承勲(韓国)が制し、中村奨太(ロジネットジャパン)が5位、ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)は8位だった。(共同)

【アイスホッケー】
日本、ラトビアなどと同組 2018年平昌五輪最終予選 各組1位が出場

ウクライナに勝利し、平昌冬季五輪の最終予選進出を決め喜ぶGK福藤(前列中央)らアイスホッケー男子日本代表=月寒体育館
 アイスホッケー男子の2018年平昌冬季五輪最終予選の組み合わせが14日に決まり、1次予選を通過した世界ランキング20位の日本は、リガで開催される組に入り、10位の地元ラトビア、13位のドイツ、16位のオーストリアと対戦することになった。9月に行われる最終予選は12チームが3組に分かれて争い、各組1位が五輪へ出場する。カナダやロシア、スウェーデンなど世界ランキング上位8チームと開催国の韓国はすでに出場が決まっている。(共同)

【W杯ジャンプ女子】
高梨は4位、今季初めて表彰台逃す 第14戦

1回目、トップに立った高梨沙羅=リュブノ(大会組織委提供・共同)
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は14日、スロベニアのリュブノで個人第14戦(HS95メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は1回目に93メートルを跳んで首位に立ったが、2回目に92・5メートルと伸ばせず255・9点で4位に終わっり、今季初めて表彰台を逃した。2季ぶりの個人総合優勝も持ち越した。1回目に4位だったダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が2回目に95メートルを跳び、264・0点で優勝した。勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)は15位だった。岩渕香里(松本大)は32位で2回目に進めず、伊藤有希(土屋ホーム)はスキーの長さに関する違反で失格となった。(共同)
■高梨沙羅の話「最後の最後まで、台の特徴をつかめなかった。2回目は助走からうまくいかなかった。内容を反省して(第15戦の)ラハティに臨みたい」(共同)

【ジャンプ】
葛西10位 プレブツ11勝目 W杯男子第19戦
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は14日、ノルウェーのビケルスンで個人第19戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、葛西紀明(土屋ホーム)は合計415.0点で10位だった。1回目に199メートルで21位と出遅れたが、2回目は237.5メートルを飛んで順位を上げた。ペテル・プレブツ(スロベニア)が237メートル、249メートルの469.0点で2連勝、今季11勝目、通算17勝目を挙げた。竹内択(北野建設)は11位、伊東大貴は21位、栃本翔平(ともに雪印メグミルク)は24位だった。作山憲斗(北野建設)と伊藤謙司郎(雪印メグミルク)は予選落ちした。(共同)
■葛西紀明の話「1回目は(踏み切りの)タイミングが早かった。2回目は250メートル近くいきたかった。チャンスだったのに、いけなくて悔しい。精神的な疲れもあったかもしれない」(共同)

【ジャンプ】
葛西は7位、表彰台ならず W杯男子第18戦
 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は13日、ノルウェーのビケルスンで個人第18戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は219・5メートル、216メートルの合計421・3点で7位となり、連続の表彰台は3試合で止まった。1回目に最長不倒の238 ・5メートルを飛んだペテル・プレブツ(スロベニア)が457・6点で今季10勝目、通算16勝目を挙げた。伊東大貴(雪印メグミルク)は13位、竹内択(北野建設)は18位、栃本翔平(雪印メグミルク)は27位だった。上位30人による2回目に進めなかった伊藤謙司郎(雪印メグミルク)は37位。作山憲斗(北野建設)は予選落ちした。(共同)

【ショートトラック】
渡辺、女子1000メートルで7位 W杯最終戦
 スピードスケート・ショートトラックのワールドカップ(W杯)最終戦は14日、オランダのドルトレヒトで行われ、日本勢は女子1000メートルで渡辺碧(東京・武蔵野女学院高)の7位、同500メートルは菊池萌水(早大)の15位が最高だった。同3000メートルリレーは7位。男子1000メートルは坂爪亮介(タカショー)の10位、同500メートルは村竹啓恒(岩手県体協)の24位が日本勢の最上位だった。(共同)

【フリースタイルスキー】
梅原は23位 W杯スキークロス
 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は14日、スウェーデンのイドレでスキークロスが行われ、女子の梅原玲奈(クラブワン)は23位だった。マリエル・トンプソン(カナダ)が優勝した。男子はビクトル・エーリンノルベリ(スウェーデン)が制した。(共同)