10歳と5ヶ月 | とつとつ工房

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 *ご飯とわんこのことなどなどを・・・

我が家のワンコが天国へ旅立ちました。

年末に具合が悪くなって新年早々から病院へ。
腰かおなかが痛いのかな・・・と検査。
レントゲン検査で骨は大丈夫、内蔵の映像もきれい。
血液検査も白血球の数値がちょっと高いだけ。
疑わしかったクッシング症候群の再検査も大丈夫。
ぎっくり腰のように腰を痛めてるのでは・・・との診断で
痛み止めの注射と薬。

症状が良くなってホッ・・・。
でも・・・それから何度も同じような症状の繰り返し。

最初の診断は新年早々から開いてる病院での検査。
その後のかかりつけの病院での診断も腰の痛みかな・・・って。
で、痛み止めと薬の治療。

時々痛みを我慢しているみたいだけど食欲は普通。
ウンチもオシッコもいつも通り。
体にさわっても痛がらないし、
気になるしこりもなく、リンパも腫れてないし・・・。


でも、何か変。
痛み止めがだんだん効かなくなってきて
腰痛じゃないんじゃないかな・・・内蔵が悪いのでは・・・
と、ちょっと不安になってきた頃に・・・

いつもと様子が違う。
痛み止めの注射も効いてない。
痛み方がいつもと違う。おかしい。絶対何か変。

夜、救急で病院へ。
検査したらお腹に腫瘍が・・・。
1月に見た時にはきれいに見えてた内蔵の画像が
大きな腫瘍で・・・。
たった2ヶ月半でこんなにも変化?

手術をすることになったけど
お腹を開けてみないとわからないって言われ、
開けてみたらやっぱりだめで・・・
大きな血管巻き込んでて取り出すことができなくて、
いろんな臓器にも・・・。


夜中に病院に預けて、
付き添いたかったのに病院の決まりでダメで、
ゲージの中でキュンキュン鼻を鳴らして
一緒に帰りたいって泣いてたのに・・・。


年末に具合が悪くなった時にほかの病院に行ってたら
あの段階で腫瘍が見つかったのだろうか?
症状が繰り返す時に大学病院で検査してたら
違う結果になったんじゃないのかな?
もっと早くいつもと違うって気がついてれば?
最後に連れて行った病院は本当にあそこで良かったの?
帰りたがってたからつれて帰った方が良かったんじゃないの?
ほかの病院で再検査した方が良かったのでは?

あの時もっとこうすれば・・・
あの時もっと考えれば・・・
あの時もっと調べれば・・・
あの時・・・あの時・・・
たくさん、たくさん後悔があります。

最後に病院のゲージの中で
鼻を鳴らして手を伸ばして帰りたがってた姿、
忘れられません。

家の中にはワンコのものがまだそのままです。
何を見ても涙が出ます、何をしても涙が出ます。
グルグルいろんな思いと考えが頭と心の中で回っています。



でも、でも、たぶん精一杯の結果だったのかも。
どんなことをしても後悔したのかも。

泣いて、泣いて、泣いて・・・、
少しずつワンコを知っている人にも話すことができ、
気遣ってくれるいろんな人たちの話を聞いて、
少しだけ、ほんの少しだけ
心落ち着けることができるようになってきています。


skip2013.04.01




スキップ、ありがとうね。
我が家にきてくれてありがとうね。
たくさんたくさん一緒にいてくれてありがとうね。
人間の母さんはあなたに会えて本当に幸せでしたよ。
今度は天国で本当のお母さんや兄弟たちと
ず~~っとず~~~っと仲良く暮らしてね。
母さんはスキップが大好きだったよ。
ほんとうに本当に大好きだったよ。
ありがとうね、ありがとうね。