メーカーだからできる。その2 続き 単価とは原価とは | 独創的未来の創造と発見

独創的未来の創造と発見

創作活動と建築現場の独自調査・省力工法、等を紹介します。

メーカーだからできる。 あんな技こんな技どんな技


その2 単価とは原価とは


みんなは製品の価格の根拠を考えた事がありますか・・・


資本主義の社会においては、全ての流通している『』には価格が存在している。


大きい物は、住宅から車電気製品から、食料品、衣類や日常品に至る、ありとあらゆる物には価格が存在する。


物以外でもサービスや法審判の代償に至るまで、全てが金員評価で価格が決定する。


この全てに焦点を合わせて話すと膨大になるので、建築やその周辺のところをかいつまんで話したいと思う。


日本という資本主義社会において大きく分ければ、『物(製造)』『行為(サービス)』『知恵(ソフト)』これらを購入もしくは利用する際には金員支払いが発生する。


これは当たり前のことで、此処で改めて云わなくとも解っていると云いたいだろう。。。


作った物、これを金員評価に換算して価格あるいは単価というものを設定する。


その価格の設定は、基本的には複合方式で算出する。


この『複合価格』とは、どういうものか・・・


単体価格つまり単価の付けられている根拠はどういうものなのか・・・


その単価・原価の構成を考えてみたいと思う。(09/26)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


単価・原価の構成


資本主義社会においては全ての『物』あるいは全ての『事』に金員評価がなされる。『物』とは、形、造形、物体、目に見えるありとあらゆる形造られたもの、『事』とは現象もしくは状況と解釈した方がわかりやすいかも知れない。


現象あるいは状況が金員換算される事とは、多くは人間関係の審判解決にこの金員が大きく関わってくる。例えば交通事故を起こしたとする。これを解決するのは対比金員賠償であり、離婚セクハラ等心理負担に対する賠償も金員結審である。祝い事や法事の気持も金員によって気持ちの浅い深いを表現する。その際の決定する金額は単価とは云わず相場あるいは事例によって金員決定する。


物に関して云えば、大きく分けて造られた物と、自然なものとに分けてみる。いずれにしてもその物を自己の所有にしようとすれば金員をもって取得しなければならない。


つまり金員は全ての価値評価の表現でもある。給与報酬(所得)も人間の価値も経済活動の中では、経済を生み出すか否かによって利益換算され評価を受ける。個人で云えば、多忙にもかかわらず所得が上がらないのは客観的実質的評価が基本的な水準で留まっている事による場合がある。事業体の会社においても多忙にもかかわらず収益が上がらないのは多忙の内容が収穫ではなく種まきの状況がありうる。収穫収穫で日々忙しいのと種まき目摘みの毎日で忙しいのでは収入所得に格段の差が現れる。継続は力・・・などと云う諺があるが、借金しながら、増やしながら継続している企業と、利益を確実に確保ながら継続している企業とでは、雲泥の差がある。

自分(個人)の価値、企業の価値、この付加価値の高いものは経済評価も高くなり、一般価値のものは標準止まりかそれを下回る。


前置きが長くなったが・・・仕事のみならず未来生活(死ぬまでの人生)がある限り生涯お金と関わり、つきあわなければならない。そこでもっとも基本的なことは日本は資本主義社会であると共に法治国家であることを意識の中で捉えておかなければならない。つまりお金の流動は法律に制約されている。お金を使う行為、お金を得る行為この全ては法律の制約を受ける。


なかなか単価原価の話に行き着かない・・・


法律の話に触れたのでちょっと住宅取得について話をすれば、住宅取得する際には必ず見積書というのが提示され、その見積書を基準にして話を煮詰め契約発注ということになる。その見積書の中に一つ一つの価格の提示が単価である。だが一般の人たちは価格は価格でしかなく、価格の構成までは解らないし、その価格の評価はおそらく一般的知識情報の相場で判断する。その提示されている価格構成が『複合単価』なのである。その一つ一つに納得し、契約し、建築そして完成、引き渡し、新しい生活となるわけだが、この住宅取得を現金で購入する場合はさほど法的制約は無いがローンで購入するとなると法的制約が多く発生する。会社事業においても資材や外注費を現金で払う分には法的制約は無いが、手形や分割となると法的制約が発生する。これは車の購入にも当てはまる。変わった例を挙げれば交通事故を起こし100%自分に過失があった場合。現金で示談解決する場合と加入保険を使用して解決する場合では法制約が大きく関わる。このように一つ一つの物事には価格(単価)評価が大きく関わっている・・・


話が長くなってきた・・・


住宅ローン取得に関する法的制約の話は長くなるのでまた別な機会にする。。。


その『複合単価』について買う立場、売る(付ける)立場で考えてみる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つづく



bana080601 bana080607 bana080610 bana080612 bana080622
bana080602 bana080605 bana080620 bana080615 bana080621
bana080603 bana080609 bana080619 bana080614 bana080617
bana080604 bana080608 bana080618 bana080613 bana080611