『はじめに』 | Whamit Music Scool

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ヲタファと赤岩雅紀が主宰する音楽スクール<WhaMit Music School>のオフィシャルブログです。

「こんにちは、wotakufighterです」

●開校から4年を迎えて。
僕、wotakufighterがギターを教える『ヲタファ教室』がスタートして早4年、いよいよ5年目に突入しました。現在、ヲタファ教室には30~35名の生徒さんが通っていますが、その大半がYouTubeやニコニコ動画に僕自身が投稿した動画『トトロック』や『はじめてのチュウ』を見てくださったのをきっかけに、教室にも興味を持っていただたようです。そのため「近所にたまたまギター教室があったから」というより、僕に習いたいから!と、関西、東北、九州といった遠方から、新幹線や車で足を運んでくださる方もいて、ギターへの熱意に僕自身が胸を熱くすることも多々あります。生徒たちの年齢層、職業などは様々で、男女比は半々ぐらいでしょうか。下は小学生から、出張の多い会社員まで、ギターとの関わり方も「全くの初心者ですが、wotakufighterの曲を弾いてみたい」という人や、「バンドを組んでライヴをするのが夢!」という人まで、それぞれのペースで習得出来るようレッスンしています。また、僕のように動画を投稿したいという生徒が多いのも、ヲタファ教室の特徴かもしれません。その際は、録音から撮影、投稿までといったプロセスをアドバイスするのも、僕の役目ですので、そういった点で興味のある方も教室では歓迎しています。


●独学・教室、両方のメリットを生かして
入学して来た生徒たちに僕はまず聞きます。「どんなふうにギターを弾いてみたい?」と。先にも述べましたが、ヲタファ教室では生徒のペースでギターを習得出来るようにレッスンするのが、僕の信条です。僕自身、短期間でしたが、街中のギター教室に通ったことがありまして…(笑)。とはいえ、僕はほとんどが独学です。そのため「ひとりで練習する大変さ」と「習い事は思い通りにならない」というジレンマ、その両方の気持ちをイチ生徒の立場としても理解しているつもりです。独学であっても教則本やネットの動画などで、ある程度は弾けるようになります。ところが、次に進む道が10通りあった場合、独学の場合、全てを自分で試してみなくてはなりません。今、何をやらなければいいかが分からないからです。見様見真似でクリアしたとしても、どこかのラインで「学ぶ」という方法が必須となるでしょう。反対に、マニュアルに沿った授業ではなく、アットホームな雰囲気の中で子どもにギターを習わせたいと思い、このヲタファ教室に入学を決めたというお母様もいました。壁を越える選択肢のひとつとして、また初めてギターに触れるという人、そして、wotakufighterの楽曲を弾いてみたいという人たちに、僕がお手伝い出来るのであれば、嬉しい限りです。


●ヲタファ教室で学ぶということ。
ヲタファ教室は、ギターを学ぶだけの単なるカルチャースクールではありません。音楽の根底にあるもの、それは「心」だと僕は思っています。譜面を読めたり書けるようになる、技術が向上する、教室に通えばそれらが可能になるのは至極当然です。しかし、音楽にはそれ以上に大切なものがあり、人として響くものがあります。言葉では表せない、目には見えない、そういうものを含めて、先生という立場から様々なことを教えてあげていければ…というのが僕の考えです。僕自身のギターの腕はごくごく人並みですが、音楽を通して「伝えたい」という想いは、誰にも負けないと自負しています。生徒たちにもギターを弾くにあたって、生徒自身が「伝えたいものを伝える」ことが出来るよう、第一に指導していきます。ただし、それが何かと言われると言葉では非常に説明しづらいですね。でもきっとヲタファ教室の在校生、そして卒業生なら分かってくれているはず。ここだけの話しですが、このヲタファ教室が開校して、僕は以前よりよく笑い、胸を熱くすることが多くなりました。生徒の笑顔、頑張りを見ると、「ギターをやっていて良かった」と強く感じるからでしょう。だからね、いつか生徒たちが僕と同じ気持ちになってもらえたら…とひそかに願っています(´—`)