真TAKATOオフィシャルブログRevo

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伝説再誕!!闘牌は新たな舞台へ―

Amebaでブログを始めよう!
さて、間隔が空いてしまいましたがお久しぶりで御座います。
今月は認定を狙おうと半プロに挑んでいるのですが……。




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非常に調子が良い!!


が、しかし、これで調子にのるといけないのです。
と言うのも、確か3月か4月の半プロもスタートはこんな感じで調子が良かったのですが、自分の甘い一打で地獄の門を開く事になってしまったのです。
そう、あれは忘れもしない----








半プロのとある一局。
この月は調子が良く、半プロの認定レースの先頭に立ってTAKATOは戦っていた。
この局も早い巡目でタンピン赤の一向聴になる。
その時だった……。


上家「ポン!」

?????????? ポン 中中中


上家「ポン!」

???????? ポン 白白白 中中中


上家が連続で白と中を仕掛け、一気に場の緊張感が高まる。
その直後、TAKATOの手牌に場に一枚切れの發がやってきたのだった。


しかし、TAKATOは見ていた。
上家が二回目の白をポンしたとき、白の右側に2枚、牌を持っていた。
普通に理牌してるとなると、この發は非常に危険な牌である事は明確だったのだ。









(發……どうする?危険な牌には変わりないが、發は数巡前に下家が切っている。そこから上家が白、中を仕掛ける間に上家のツモは僅か2回……仮に最初から發を持っていたなら、1枚目から仕掛けるはず。白を鳴いたときの右側の2枚……大丈夫、今の俺の勢いなら……大丈夫なはずだ……!)


































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ぱおった☆




まぁこれを境に一時はスコア900ぐらい稼いでたんですが、終わってみれば月間マイナスで終えるという地獄を見ましてねぇ……。

と言う訳で、今回の半プロではかなり守備を意識してます。
調子が良く手が入っているときだからこそ、他家に上がらせるチャンスを与えないのは重要な事。
当然な事ですが、結局これが出来ずに認定を逃す事になってしまったので、もうホントかなり守備的になってると思います。


今は調子が良くスコア稼げてますが、絶対苦しくなるときが来ますから。
とりあえず稼げるときに稼いどいて、余裕を作っておきたいのが現状。

後は今チームに半プロの凄い強い人が居るんですが、これがまた良い刺激になってると思います。
その人の通算成績を見て、それに憧れて、自分もそれくらいの成績を残したいと考える……。
それが強くなるって事なんじゃないかな?






-予告-






はぁい皆さん!新宿2丁目から来ました、趣味はイケメンをガン掘る事、特技はイケメンをガン掘る事、ガンボリー☆カヲルです!よ・ろ・し・く!


半年にわたり、真の最強を決めるために行われている最強位バトル。
TAKATOったら最強位バトルであっちこっちで金球をお・す・そ・わ・け。
そんなTAKATOを見てたら、私の体も疼いてきちゃった……!


次回、真TAKATOオフィシャルブログRevo第5話

「最弱神」

は作者の気が向き次第こ・う・し・ん。
次回も、It's MEN☆ガンボリー!!
4月某日

この日、TAKATOは札幌に遊びに来ていた。
ブログ準レギュラーのケリーと会い、一緒に飯を食った後、二人で何となく札幌の夜の街を歩いていたときだった。
ケリーが徐に口を開き、こんな話を切り出してきた。




「いい加減さぁ……俺たちもそろそろ特殊能力欲しくない?」




「特殊能力?何、それって手から炎出したりとか、そんなん?」





「あwりwがwちwだwねw!そんなんじゃないんよ」




「……じゃあケリーはどんな特殊能力ほしいのさ?」




「俺はズバリ!足がバネになる能力だね!!




「何それは?いつ、どうやって使うの?」




「いや、TV番組とかでさ、よく芸人が次の収録場所に行く時にジャンプしてさ、次のカットでその目的地に着地するってあるじゃん?それをさ、実際に出来ちゃう訳よ!?もう足がバネだからね!行きたい場所にひとっ飛びで行けるんだよね!だからさ、電車とか乗るのに札幌駅に行きてぇなーってなったら一回のジャンプで札幌駅まで行けるんだよね!」





「いや、なんだよそれ!?行きたい場所あるならバネで行けよ!!何真面目に電車で行こうとしてんだよ!!バネの意味!!」




「あぁ~……残念ながら、この力には自分の行きたいところに無事に行ける保証は無いんだよね。ランダムなんだよ」





「えぇー!?ついさっき自分で札幌駅行きたいときに行くって言ってましたよね!?つーかいらねぇよ!そんな危ない能力!!」





「いや、でも何だかんだ言って一番欲しいのは時間を止める能力か、透明人間になれる能力だよね」





「急にありがちなAVみたいな能力欲しがりましたね……」




「えっ?じゃあさ、TAKATOはどんな能力欲しいのさ?」




「もう俺はさ、能力貰えるんだったら欲とか言わない訳。なんだっていいね。もう手からキノコ生やせる能力とかで良いね俺は」




「えっ!?えっ!?えっ!?それってさ、エリンギは!?エリンギも生えてくる!?」






「勿論生やせるよ、キノコだからね。なんでそんなエリンギの心配してんのか知らないけど」





「えっ!?でもそれってさ、えのき生やすのだけはめっちゃ苦労しそうじゃない!?えのきだけはハアアァアァ!!って力入れなきゃ生えてこなさそうなんだけど!!てか爪の間からえのき生えて来ちゃったらめっちゃ痛そうじゃない!?つーかえのき生やすのだけは気持ち悪くない!?」




「うん、そうだねー」







「………いや、でもさぁ……何だかんだ言って、一番欲しい能力はコンビニのおにぎりを何時でも100円で買える能力だよねぇ」



-終-
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4月某日-苫小牧市内・某雀荘-


この日、苫小牧のとある雀荘に一人の青年の姿があった。
彼はTAKATO。
彼は今、一人のネット雀士と言う殻を破り、新たな1ページを刻もうとしていた。




カランカラン♪



店員「いらっしゃいませー!」






「すすすすいません!一人なんですけど……!」



店にいた雀荘メンバー全員がキョトンとした顔をする。
えっ?僕なんか変な事言いました?





「あ、あの……フリーで打ちたいんですけど……」


店員「あ、フリーですか!ありがとうございます!すぐご案内しますので少々お待ちくださーい!」



席で待ってる間、店のルールが説明される。
まぁMJと大して変わるところはない。
強いて言うならテンパイ連荘じゃないところや、食い換えが有りと言う事ぐらいか。
立っていた卓のオーラスが終了し、席に案内される。
軽く挨拶を終え、すぐに対局が始まった。






(よし!俺はMJ最強位!この雀荘でも、俺が一番最強の打ち手になってやるぜ!)


しかし、何も出来ぬまま対局は南三局へと突入する……。
更に、出来ないのはアガリだけではなかった。
ポンやチー、更にはリーチまで辿り着けない状況。
そう俺は緊張のあまりポンやチーの声すら出せなくなっていたのである。






(ま、まずい……全然フリーに対応出来てねぇ……)


ネット麻雀にはポンやチーをする際、プレイヤーの判断を待つ時間がある。
いわゆる「ラグ」というものである。
しかし、フリーにはそんな時間など当然ない。
鳴く牌が場に出たとき、その牌を鳴くか否か、その判断が瞬時に求められるのだ。
俺は今、初めてのフリー雀荘の緊張から、そういった判断力が鈍っていた。




(とにかく、ラス前だ……3位とは12000点差。ここは満貫クラスをアガって、オーラスに繋げる!)


この局、ようやく手が入り、この試合初のタンピンイーシャンテンにこぎ着ける。



4567③④⑤⑤⑥⑦⑧⑧三四五六 ドラ 西




(よし!良いイーシャンテンになった!この手は面前で仕上げる!)


そんな事を考えていると、上家に座っていた雀荘メンバーがすみませんと一言、長考をする。
一体何が切られてくるのか……長考する上家が河に放ったのは、であった。




「(赤……!?)チ……チー!!」



あ……あれ……?



店員「ですよねー」



いや、「ですよねー」じゃないだろ!!
何鳴いてんだ俺!!



雀荘では赤牌にはチップが付く。
しかし、この状況でこのを鳴くなど、どこの誰が見てもミスだとわかるだろう。
自分は切られた赤五を見て、とっさにチーの発声をしてしまったのである。





(バカか!?チップっつっても一枚100円だぞ!?てか3位と12000点差だぞ!?面前で仕上げるって言っただろ!完全にミスじゃねぇか!!)


直後、対面からロン牌が放たれる。
俺はこれでロン上がりを宣言しなかった。




(いや、この四ではあがれねぇ……!今ここで上がったら、同卓者は思うはずだ!断ラスがラス前の南三局でタンピンの手を鳴いて2000で上がるなんて、相当ぬるい打ち手だと!そんな自ら弱さを晒す麻雀なんて、絶対にやっちゃいけねぇ!!
この試合はラスで良い……。とにかく、この試合は手の入らなかった人間を演じるしかない……!)


この試合は案の定ラスだった……。
情けねぇ……!しかし、反省しているまもなく次の試合が始まる。
まずはリーチ!リーチをすればその卓上の主導権を握る存在になる!
そして、自分の好きな役を上がるという事は自分の気持ちを落ち着かせる事にも繋がる!
この試合、何でもいいからリーチをかける!


そう意気込んで始まった二試合目。
起家で始まった彼の手は5巡目程で以下のような手牌になっていた。



2333①③⑥⑧⑨七九西 ドラ 2





(ピンズで一通が見える……まずはピンズで一面子!頼む、来い!)




2333①③⑥⑧⑨七九西 ツモ ④ ドラ 2






(来た!)


更に次巡……




2333①③④⑥⑧⑨七九 ツモ ② ドラ 2




マンズの七を払う。
直後、上家が1を河に置く。
これを鳴けば親で5800のテンパイ。しかし、俺はこれを当然の如くスルーする。
ペン⑦を鳴くならまだしも、1-2-4の受けを鳴いて愚形の5800なんて話にならない。仮に⑦だとしても、開局一発目にこの手を鳴くなんて、勝ちきる麻雀じゃない!

更に最初の一試合目……ミスばかりだった自分でもわかった事がある。
対面の打牌である。基本的にリーチがかかっても攻撃一点なのだ。
もし彼が攻撃に自信を持っている打ち手だというのなら……それだけは絶対に負けられねぇ!!……来い!!



2333①②③④⑥⑧⑨九 ツモ 2 ドラ 2





「リーチ!!」



ダマでも12000だが、このリーチに躊躇は無かった。
別に相手のレベルを試すためのリーチとか、そういう意味合いも一切無く、ただ俺にとってはネットと同じように判断しただけのリーチ。
リアルだから……とか、ネットだから……なんてのはナンセンス。
例えどんな場所だろうと、決めるのはいつも自分の判断なのだ。
そして、このリーチこそが俺のイメージをこの雀荘に植え付ける為のリーチであった。



数巡後、対面の河に置かれた牌を見て、俺はロン上がりを宣言した。





「ロン。裏1で18000の2枚ですね」



対面「………はい」




このリーチで完全に流れを掴む。
次局、4巡目にこの手牌になった。


①②③234789七八八北  ドラ 北



5巡目、二枚目の北を引いてきたのを見て、俺は八を切りリーチをかける。
数巡後に九をツモり、裏1で6100オールのアガリとなる。
このアガリで同卓していたメンバーから声があがった。


店員「コールドゲームですね。優勝おめでとう御座います」 


この雀荘では60000点を超えた時点でコールドとなり、試合が終了する。
結局この試合、俺は二局で決着を着ける事が出来た。


この試合に手応えはあったものの、続く三試合目では3着に終わり、俺はラス半コールをした。
結局、初日の収支はややマイナスであった。
雀荘ではトップがその場代を支払うルールになっている。

一人400円+100円の合計1700円払いなので、収支で浮くにはトップを複数回取るのが条件になってくる。


しかし、俺にとって収支なんてどうでもよかった。
麻雀は金稼ぎの道具じゃない。
ただ、純粋にリアルでも強い打ち手になりたいだけなのだ。


まだまだリアルに不慣れな部分はあるし、河も見えていない場面が多々ある。
言わば素人同然。ここではネットの最強位の肩書きなんて意味はないのだ。


流石に通い詰めるって事は無いだろうけど、これからも暇を見つけてフリーに通おうと決心するのだった。
いつか、フリーでも最強の打ち手と呼ばれる、その日を目指して---。




-予告-



札幌に遊びに来たTAKATO!!
久しぶりに再開した「アイツ」が、またしても意味不明な事を言い出すのだった……!!

良いのか!?クッソくだらない記事になるのは間違いないのに本当に良いのか!?
新生TAKATOオフィシャルブログ三話目にして会話のみで綴られる問題作!


次回!真TAKATOオフィシャルブログRevo第三話!


「お前過去にえのきと何があったんだよ!!」


は作者の気が向き次第更新!!
一応TAKATOオフィシャルブログ準レギュラーなんでね!レギュラー目指して頑張れ!!