けいせつ基金の5年目 多頭飼育崩壊を未然に防ぐ | けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜

けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜

茨城県を犬殺処分ワーストから脱却させるために立ち上げた基金です

けいせつ基金の5年目は、スタートの3月に、新たな目標を立てました。

「多頭飼育崩壊を未然に防ぐ」

↓2019-03-21「多頭飼育崩壊とは戦いたくない」


(行190226)

この衝撃的な姿の2頭を含む、放し飼い7頭の案件でした。


1年前か
まるで昨日のことのようだ…

ここには成犬が7頭いてメスが5頭
そしてなんと!メス3頭は妊娠していました。
放っておいたら大変なことになるところでした。


(神190228)
こちらはオス1頭メス2頭
センター職員さんが飼い主さんに「けいせつ基金に相談してみては?」と促してくださったおかげで着手することができました。


(行190520)
こちらは猫5匹。
子猫の譲渡はアルマのお世話になりました。


(行190524)
猫18匹
ここもすごかった(>_<)
こちらの子猫もアルマが譲渡に協力してくれました。


(行190608)
行方市が多いですね(^^)
行方市が多い理由は、一つには行方市役所環境課の職員さんが、とても協力的だから。
こちらは猫12匹


(鹿190131)
こちらはナンバーで分かる通り、最初の電話を受けたのは1月で前年度のことでした。
しかし時間がかかったなぁ…。半年かけて全頭手術したけど、合計何匹だったんだろう?もちろんちゃんと調べれば記録は残ってますけど、今すぐ思い出せないや(^^;;


(鉾190705)
成犬のメス6頭と子犬8匹
この案件は
「多頭飼育崩壊を未然に防ぐ」
として着手しましたが、のちに
「子犬が産まれて困ったらけいせつ基金にまず相談」
に繋がる、ターニングポイントになる一件になりました。

ポチたま会様とアグリドッグレスキュー様には、多大なご協力をいただきました。
ありがとうございました。

(鹿190920)
こちらは、交通事故に遭った猫を慈悲の心で助けたことがきっかけで、一気に増えたケース。
猫20匹。


(潮191003)
亡くなったご親戚が遺した猫4匹。
優しい若い夫婦が引き受けましたが、その負担は小さくありません。


(鹿191004)
10月3日4日と連続ですね(^^)
猫12匹。
行方市役所同様に…いや、もちろん地元なだけに、それ以上に協力的な鹿嶋市役所と、これまた大変協力的な市内の動物病院さんとの連携で解決した案件。


(鹿191007)
前回着手した案件からわずか3日後。
猫のお世話をしていたお母様が入院…という、これから頻発しそうな典型的なケース。


(鉾190930)
日付が前後してますが、受付が9月30日。
そして当初は「多頭飼育崩壊を未然に防ぐ」のジャンルじゃないよね…と思ったものの、やっぱりナンバリングしておこう…となった案件。
この日、お届けした捕獲器は23台!


(神191014)
猫20匹。
そして、この手術をきっかけに、こちらのご近所さん達も、ずいぶんたくさんの猫を手術をしてくれるようになりました。


(鹿191220)
認知症のお兄様(高齢者)と、そのお兄様が殖やしてしまったたくさんの猫を、妹さん(高齢者)がお世話をするという形。
妹さんであるおばあちゃんは、「生きた心地がしなかった」「本当に救われた」と、心から喜んでおられました。


(鹿191220)
そして甲斐犬の家
この訪問初日にあたる日のブログを、改めてここでリンクするのは、正直、少々抵抗があります。
今は、飼い主さんもきちんと仕事に就いておられて、8頭の甲斐犬たちへのお世話もできています。

しかし、最初の印象は正直最悪でした。
冬期講習と重なった時期に着手するにはあまりにも重すぎる案件でしたが、悠長なことも言ってられませんでした。

こちらも「多頭飼育崩壊を…」にも「子犬が産まれて困ったら…」にも当てはまる一件で、またしてもポチたま会様にはお世話になってしまいました。ありがとうございます。


(行200204)
猫8匹。
多頭飼育「崩壊」には至っていませんでしたが、むしろ着手するにはギリギリのタイミングだったと思います。
やっぱり、心優しいご高齢者が殖やしてしまったケース。


それにしても

ずいぶん頑張ったものですねぇ。
自分でもびっくりしてます。

多頭飼育崩壊とは戦いたくはありません。
あの化け物には勝ち目がありません。

だけどあの化け物にも
サナギの時期があります。
幼虫の時期があります。
卵の時期もあります。

我々ができることがあるとすれば…

一人前の化け物になる前に摘んでしまうこと。
卵か幼虫か…遅くともサナギのうちに。
これしかありません。

「多頭飼育崩壊を未然に防ぐ」のですから、多頭飼育崩壊の悲惨な姿をを撮影する機会は、あまり多くはありません。

それに、一体いくつ未然に防げたのか…その証拠もありません。

しかしその価値は、支援者の皆様が一番よく理解してくださっているのだと思います。

5年目になるこの1年間も
こんなにたくさんの案件に携わることができました。

支援者の皆様
皆様のおかげです。
けいせつ基金を支えてくださって、本当にありがとうございました。