技術者のふるさと -2ページ目

『敬天愛人』西郷隆盛の思い

郷里鹿児島の偉人と言えば西郷隆盛の名前が浮かびます。

西郷隆盛は1827年12月に鹿児島の城下で生まれ、藩主の急逝で生きる気力を無くし入水自殺未遂を行ったり、合わない藩主により島流しされたりなど生死をさまよう経験を幾度も経験した人です。

幕末の戊辰戦争で庄内藩が江戸薩摩藩邸に切り込み、薩摩藩士を数名切り殺したのに、西郷軍が庄内藩を攻めたとき藩主が切腹覚悟で臨んだ降伏会議で、敵方大将西郷は『戦いが終わればそれでよい、新しい日本を作る同志となろう』との言葉で一人も殺しませんでした。庄内藩の若者が感動して教えを書き残したのが西郷南洲遺訓です。代表的な教えに『敬天愛人』があります。
敬天愛人とは天は自分も人も平等に愛情を注いでいるので、自分を愛する気持ちと同じ気持ちで人を愛しなさいと言うことです。

江戸城無血開城も総攻撃前日に勝海舟の中止説得のときも、相手の立場を理解する寛容さと深い胆力、判断力と同時に深い人間愛に基づき攻撃を中止されました。

道というものは天地自然のものだから、人の道は天を敬うことを目的とすべきであるとも教えています。

西南戦争で庄内藩の少年兵が西郷軍の応援に来て鹿児島県の南洲神社に当時の墓まであります。

山形県酒田市にも南洲神社があり、地元の人が毎年祭られています。

5月病は気の緩みから

最近の日本では子供のころから、理解もしていないのに塾や習い事に通わされている人が多くいます。
夢や目的を正しく説明できる親の教育ができていれば問題ないのですが、周りがやっているからだけでは精神的負担になってしまいます。
高校や大学進学も同じで、目的も無く進学すると不登校の拡大につながってしまいます。2010年度不登校(小学生2万人、中学生9万人、高校生5万人)
就職活動も同じで、優秀な一部の学生には複数企業から内定を頂けるのに、ほとんどの学生は希望先がなかなか見つかりません。
ひどい学生は数十社履歴書を送っても面接すら受けることもできないと聞いています。
厳しい条件をくぐり抜けて就職したら、気を抜く暇もなく挨拶、マナーなど社会人としての研修や専門用語など先輩の指導が厳しくて疲れ切ってしまいます。
やっと気を抜けるのが5月の連休になるのです。夢や目標の無い人は過去の行動と現実の間で考え過ぎて挫折してしまいます。
これを私は5月病と思っています。5月病から抜け出すか、陥らないようにするためには、学生時代から夢や目標を明確に持つことです。
夢や目標が明確な人は、5月の連休は更なる飛躍の準備期間になります。
これからはハイキングや海辺のドライブに最高の季節です。
心をリフレッシュして得意におごらず、失意に落胆せず精神で夏に向かって明るく楽しくチャレンジしましょう。

新入社員の入社について|『技術系新入社員の就職もトーテックから』

日本では4月は社会人1年目として、毎年各社が入社式を行っています。
私も技術系派遣会社時代、数100人の入社式や新入社員研修を行ってきました。
オリンピックまでは目先の景気は良いようで、各社が少子化の新卒者を奪い合って採用しているようです。
しかし、好景気の中でも大手電機メーカーのように新卒者に採用内定を出してから、先輩をリストラしないといけない企業もあります。
好景気の状況下でも希望企業に就職できる人は50%に満たないようです。
結果として現在でも3年以内に30%から50%の人が転職しています。
人物評価には知識力と人間力がありますが、最近の教育は知識力編重になっているような気がします。
挨拶、マナー、正しい判断力が人間としてのベースにあり、その上に知識力を兼ね備えれば立派な社会人として成功者になれます。
トーテックは適材適所で就職できるシステムを新卒者から経験者まで提供しています。
就職支援が目的では無い他の派遣会社ではそう簡単には行きませんが、トーテックはエンジニアを目指す人であれば、だれでも就職のチャンスが与えられます。
これからの就職は自分で見極めてから就職する時代になります。
身近な人で就職や転職で悩んでいる人がいたらトーテックに声を掛けてください。
トーテックを通じて本当の就職先が決まることを期待しています。

人間としての生き方|『人間は一番取扱説明書の必要な動物である』!?

人間と動物の違いは単純のようで複雑です!
出版するときに人間とは?についてとことん悩んで新しいことを発見しました。
一般の動物は自然の摂理に基づいて生きています
寝る、起きる、食べる、排泄する、遊ぶ、子孫を残すが全ての動物に与えられた基本です。人間は動物の基本にプラスして知恵と思考力が与えられています。この知恵と思考力は無限大であり、プラスに作用する場合とマイナスに作用する場合があります。知恵と思考力は人間が新しい世界で存続するための道具として与えられています。知恵と思考力をプラスに活用すると、あらゆる資源を活用して衣食住から宇宙ロケット、多機能ロボットの開発まで無限の可能性があります。逆にマイナスに活用すると公害や殺人で社会に迷惑をかけ、地球だけではなく宇宙を壊すこともできます。自殺で自ら命を絶つことができるのも人間だけです。
これから大切なことは、分野を問わず、自分ができる最大限の努力で社会に貢献し、貢献に見合った対価で心豊な人生を送るのが人間に生まれた使命だと思います。そのためには取扱説明書(人間としての生き方)を叩き込める10代までの基礎教育が一番重要です。
ただ勉強をしなさいだけで良いのでしょうか?
好きなことをやらせるだけで放置していていいのでしょうか?
子供のころから挨拶、マナー、上下関係の大切さ、将来の夢を実現するために基礎教育の大切さなどを教えなければいけません。
幼い頃からの正しい生き方、教育が重要だとあらためて思いました。
無限の可能性を与えられた人生、あらゆる仕事を通じて社会に貢献しましょう。

資産運用について|誰でも1億円貯められる!?

日本では1億円以上資産を持っている世帯を富裕層と言います。2011年調査では約80万世帯です。しかし、学校でも人生で最も重要なことだと教えてくれない単利と複利を勉強すれば、だれでも億万長者になれます。
給料がいくら増えても安定した生活は得られません。ほとんどの人が学生時代に詳しく教えてもらっていませんが、大切なことは社会人になったら給料の5分の1を毎月預金することです。
預金にはほとんどの人が分かっているようで分かっていない単利と複利があります。単利とは100万円に対して毎年200円(年利0.02%の場合)しか増えないことです。それに対して複利とは100万円に対して今年の金利が200円なら100万200円、来年は100万200円に対して0.02%金利が付く預金のことです。
現在、日本の銀行に預けていても0.02%位の単利ではなかなか増えません。アインシュタインが二十世紀最大の発見は複利だと言っているほど、勉強して活用しない手はありません。
海外の投資ファンドなら年間利回りが10%以上のものもあります。例えば、月10万円の積み立てを日本の銀行で25年間定期預金しても3,100万円ほどにしかなりませんが、リスクと税金は別にして9%の複利で運用した場合、25年で1億円を超えます。
そう考えると、誰でも1億円を貯めるチャンスがありそうですね。いろいろ勉強して計画を立て、日々の努力と運用で今日から豊かな人生を目指しましょう。

年末のご挨拶|初心に帰る!

今年の日本経済はアベノミクスの成長戦略だけではなく、震災復興とオリンピック準備で東日本を中心に雇用の拡大が景気を押し上げているような気がします。
せっかく景気が回復しつつあり、米国経済のおかげで1ドル120円になって、日本経済復活のチャンスなのに、600億円以上の税金を使って消費税2%の増税是非のために、自分達だけの無意味な衆議院解散総選挙を行っているのが現実の日本です。
景気回復で国の税収も50兆円に近づいてきました。しかし、支出が100兆円で差額の50兆円を国債発行で賄っています。
現在、国の借金が800兆円ほどですが、1500兆円を超えると日本経済は麻痺してしまうと言われています。
化石燃料以外はすべてある日本、税率を上げて税収を考えるのではなく、技術力を駆使して政界と財界が結束して世界のリーダーを目指していただきたい。
世界や日本の人様が喜んでいただくために一生懸命働いて、その対価で自分や自分の家族を幸せにするのが人間としての基本ではないでしょうか。
西郷隆盛遺訓『敬天愛人』とは、全ての人に平等な天を敬い、関わりのある人様を愛して喜びを与えること。…と私は解釈しています。
来年は皆様にとって良い年でありますように祈っています。

世界中でエボラウイルスが脅威となっている!

ウイルスと細菌の違い


1細菌には抗生物質が効くのに対しウイルスには効かない

2ウイルスも細菌もヒトに感染する点では同じように見える

3細菌は、感染した生物から栄養をもらって自分の力で増殖するので、栄養があって一定の条件がそろえば生物以外のものでも増殖できる

4ウイルスは生きている細胞にしか取り付かない。理由は自力で増えることができないので、感染した細胞をだましてその力を利用するしか増殖する方法が無いから


820日時点でエボラ出血熱の感染者は2,600人、死者数は1,400人だったのに、


1114日現在エボラ出血熱の感染者は14人に達し、死者数は5,160人とリベリア、シエラレオネ、ギニアを中心に感染拡大が加速している。

アメリカでは医療従事者数名の感染が発表されたけど、近隣諸国での感染者が発表されたら対岸の火事どころではない。

10月で終結したデング熱どころの騒ぎでは済まされないだろう。

エボラウイルスは世界経済にも影響して、日々のニュースにより世界の株価も乱高下している。

今こそ日本の産官学医が技術力を集結して世界を救う時ではないだろうか!

ニューヨーク州医師齋藤真実先生講演会参加


演題『体温を上げると健康になる』


免疫力を上げる方法
1.決まった時間に起きる…平日は大体出来ている
2.必ず朝食をとる…殆ど出来ていない...

3.決まった時間に3食とる…昼食位かも?
4.高カロリー食事は15時までとる…全く出来ていない
5.夕食が遅い場合18時まで主食をとる…なるほど?
6.決まった時間に運動する…早く帰れるときはスポーツクラブに通っている
7.寝る2時間前まで入浴する…無理
8.寝る3時間前から携帯、PC、テレビは見ない…テレビを見ながら寝ている時がある
9.決まった時間に寝る…毎日24時から25時頃就寝かな?
10.真っ暗にして7時間寝る…平日は6時間しか寝れない


皆さんはいかがですか?


1.免疫力UP食材は キノコ類、ねばねば食材、ネギ類

*きのこ類はよくきざむかよく噛む

*ねばねば食材は納豆、オクラ、めかぶなど

*ネギ類はにんにく、ニラ、玉ねぎを含む

2.ミトコンドリア強化食材は酒粕、赤ワイン、緑茶

*酒粕は万能の食材として見直されているらしい

*赤ワインは値段は関係ないとのこと

3.ストレスに打ち克つ食材はカボチャ、ジャガイモ、トマト

*世界で一番トマト消費国のイタリアはいつも陽気である


いかがですか?


あまり考えすぎると病気になりそうです!!

日本人としての誇りを持とう!

日本は大災害の発生地なのであらゆる対策を施しているにもかかわらず、8月に局地的な大雨による広島市内の土石流災害に続いて、9月末の木曽の御嶽山の大噴火は未曽有の大災害に発展しました。

10月初めは東日本に台風18号が直撃するなど、今年も自然災害は続きますが、皆さんの身近な人は大丈夫ですか。

商工会議所の企画で9月末、始めて海外視察(プノンペン、ホーチミン、ハノイ、アンコールワット)に行ってきました。アセアン諸国は9月まで雨季で、平均気温34℃、湿度70%と土砂降りと晴天を繰り返しどちらも暑かったです。

ベトナムの人口は9000万人で平均月給3万円くらいです。

石油原油国であるにも拘わらず、製油プラントが無いのでガソリンは輸入しているので120円ほどします。

更に工場が無いので、工学部出身者の就職先が無いのが現状です。

日本のODAにより数100mの橋が架かったり国際空港が拡張して、近代化しているのが分かりました。

信号はほとんどないが、電車が無いので移動はバイク60%、車40%です。

バイクの80%は日本製でその70%がホンダ製です。カンボジアの人口は1500万人で貧富の差が激しく、移動手段はバイク80%と車20%です。

やはりバイクはホンダが多いが車はほとんどカナダあたりからの輸入で、トヨタとレクサスの中古で2000万円~3000万円するそうです。

最後の日にアンコールワット遺跡を見学したけど、たまたま天気が良く観光スポットで610分に遺跡からの朝陽を観ることができました。

今回の感想として昭和30年代の露店販売と平成の高級車やスマホが当たり前の日本を見たような気がします。

『古きを訪ねて新しきを知る』のことわざ通り、目先の些細なことで悩んでいるときは後進国に行き、人間の原点を見直すことも大切かもしれません。
日本に生まれて良かったと実感しますよ。




ベトナムの風景


12月号社内報抜粋

1年の計は元旦にあり!

皆さんにとって今年を振り返ってみて満足の年でしたか!



今年の日本はアベノミクスの成長戦略で基礎づくりの年でした。


東日本の震災復興はまだまだ時間がかかりそうですが、幸運にも2020年東京オリンピック招致が決定しました。


日本には世界に誇れる技術、農業、観光(食文化・名所旧跡)があります。


日本人が結束して一つになれば、世界のリーダーになれると信じています。


そのため我々国民には大きな夢や目標と、大切な地球を守り、世界中の人と世界を発展させる大きな真心が求められます。


これからの日本人はしっかり努力してあらゆる分野で世界のリーダーになるか、年収200万円以下の労働者になるしかないのです。


私は技術立国日本の一翼を担うために、技術系人材ビジネス業界で上場企業を目指します。


日本の皆さんは、大きな志を持ち人生飛躍のためしっかりとした計画を立て、あらゆる分野で世界のリーダーを目指しましょう。