5月病は気の緩みから | 技術者のふるさと

5月病は気の緩みから

最近の日本では子供のころから、理解もしていないのに塾や習い事に通わされている人が多くいます。
夢や目的を正しく説明できる親の教育ができていれば問題ないのですが、周りがやっているからだけでは精神的負担になってしまいます。
高校や大学進学も同じで、目的も無く進学すると不登校の拡大につながってしまいます。2010年度不登校(小学生2万人、中学生9万人、高校生5万人)
就職活動も同じで、優秀な一部の学生には複数企業から内定を頂けるのに、ほとんどの学生は希望先がなかなか見つかりません。
ひどい学生は数十社履歴書を送っても面接すら受けることもできないと聞いています。
厳しい条件をくぐり抜けて就職したら、気を抜く暇もなく挨拶、マナーなど社会人としての研修や専門用語など先輩の指導が厳しくて疲れ切ってしまいます。
やっと気を抜けるのが5月の連休になるのです。夢や目標の無い人は過去の行動と現実の間で考え過ぎて挫折してしまいます。
これを私は5月病と思っています。5月病から抜け出すか、陥らないようにするためには、学生時代から夢や目標を明確に持つことです。
夢や目標が明確な人は、5月の連休は更なる飛躍の準備期間になります。
これからはハイキングや海辺のドライブに最高の季節です。
心をリフレッシュして得意におごらず、失意に落胆せず精神で夏に向かって明るく楽しくチャレンジしましょう。