バイオガスキャラバン

縁あって、日本エゴマの会主催のバイオガス建設のお手伝いをしてきました。
土と平和の祭典で知り、福島県中通りで近かったし休みがとれたので参加。

主催された村上さんは、三重の方に避難されたんですが
除染できないかと、作ることにしたそうです。

埼玉県の小川町に住んでいる桑原さんが１０年ぐらい前に
バイオガスキャラバンというので、
各地に作っていたようですが
３１１後、奥さんの後押しもあり、復活後の２回目の建設。

村上さんと建設に来ていたようへい君もあいのう高校出身で
僕の山都町にも、卒業生がいっぱいいるので、不思議なご縁！




設計図を見させてもらったけど、よくはわからず…



バイオガスとは、有機物を嫌気性発酵で、メタンガスを発生させ
副産物として液肥できる装置。

今回作ったのは１０立方で毎日３５キロの有機物と同量の水を入れるもの

目的は、放射能物質であるセシウムは水に溶けやすいので
液肥としてでた水分を、セシウムを吸着するゼオライトに通すことで
除染する事はできないかと！

基礎はでき上がっていて、コンクリートが固まったので、
外側側の枠を外す作業から～。
これは使いまわしているそうで、大分痛んできていて
よかれと思って塗ったペンキがコンクリにくっつき
はがすのが大変でした！



断熱材の補強をする事になり、穴を掘り、曲げることができる発泡スチロールを
埋め込み、コンクリを流し込んでいきました。












最後にヘラで表面を滑らかにして終了。





濃密な体験、素敵な出会い！
せっかくなので、完成まで見届けたいので
また行こうかと思います。

来月中旬まで、お手伝いを募集しているので
興味のある方は是非～！