http://www.yo-hey.com/archives/55494207.html
「あなたにとって社会貢献って何ですか?」って話。
大声を上げたり、大勢で集まったり、制度とかルールとかわかりやすいものをつくったりと、遠くから見てもわかりやすい「いいこと(みんなからほめてもらえそうなこと)」をするばかりが社会貢献ではないと若い人たちには伝えたい。
それがわからないと他人がしている地道で偉大な社会貢献にも気づけない。
気づけないから評価もできない。
そういう社会では社会を支えるために毎日地道な努力を続けてくれる人たちを無視する社会になる。
保育園の問題とか、介護の問題とか、若者の雇用問題とか……。
今まさにそういう社会になっていて、それがいろんな軋轢を生んでるんじゃないかな。
逆に誰が見てもわかりやすい成果や経歴をもつ人ばかりをもてはやす社会だから、ホラッチョも跋扈するんじゃないかな。
セルフブランディングとか、自分を実際より大きく見せることばかりに意識が向かう。
でも自分の足下が見えていない。
地に足が付いていない。
そのままの自分でいいのだと思えていない。
だから、自分を実際より大きく見せている人に自分もだまされる。
そもそも社会貢献していない人っているのかな。
いないよね。
「非凡とは平凡なことをやり続ける力」(松下幸之助)。
最後に僕のヒーローElzeard Bouffierを紹介します。
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