中華そば まるき @松戸市 ~「限定☆ねぎそば(小)+煮玉子+ゆず」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば まるき
松戸市 (松戸)


【注文】期間数量限定☆ねぎそば(小)+煮玉子+ゆず
【価格】 850円+100円+0円

[訪問時期] 2017年1月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 豚骨+煮干/半濁
[味] 醤油
[麺] 中細微縮れ麺(145g)
[具] 長ねぎとチャーシュー細切あえ、(別)煮玉子、ゆず
[別注文] チャーハン(小)(400円)

★このメニューは期間限定で、既に終了している可能性もあります。



今季バージョンの標題が例年以上に絶品だったので、書置きとしてレポ上げしておく。
毎年微妙にずれるが、ほぼ10月~1月年明け頃にかけての期間限定、1日20食
メニューの副題は「長ねぎとチャーシューの細切あえそば」



そろそろ終了が近づく頃合いで訪問。
注文を受けてから、大将が葱とチャーシューを刻み始め、自家製葱油で和える。
麺茹で時間は脳内タイマー、スープは目分量な感じだが、とにかく手際が良い。
5分もかからずに炒飯まで出揃う。




スープと麺
基本的にレギュラーと同一のもの。

ニボブラウンに染まる半濁清湯スープは、ライトな豚骨に強めの煮干が君臨する永福町系の進化型
もちろん激ウマ。
このメニューでは具の和えものに葱油を使うため、通常表層を覆うカメリアラードは不使用。
スープから湯気が立ち上る様は、当店では中々見ることが出来ないもの。




永福町系御用達の草村製麺製で、微縮れの入った中細
デフォの茹で加減はやや軟らかめで、個人的には慣れ親しんだチュルクニュッとした食感が結構好き。
麺硬めをリクエストする方もそこそこ多い。
麺量は145gとのこと。




長ねぎとチャーシューの細切あえ。
市内の契約農家の拘りの長ねぎを、肩ロース煮豚と共に自家製葱油・ブラぺで和えたものだ。
この長ねぎ、先ずシャリシャリと歯が簡単に入る食感が他とは全く異なる。
更に辛味は生とは思えぬほど少ない上に、今年は滲み出るような甘味が強く、葱らしい苦味とのバランスがベストに思える。
自家製の葱油からは仄かにゴマ風味も漂うように感じ、この味付けも過去ベストだった。




他に追加トッピングの煮玉子、無料でいただけるゆず



しばし長ねぎの風味を味わってから、その山を崩してスープに拡散させていく。
ニボスープのビターな旨味と、葱油の苦味の融和。
チュルッとした麺と、長ねぎのシャリシャリ食感のコントラスト。
スープ熱で徐々にしんなりして増して行く長ねぎの甘味
和えものから落ちるブラぺの刺激
更に今日は中盤から投下したゆずの苦酸味
こんな相乗効果で、レギュラーの中華そばでは味わえない愉しみが満載なのだ。



■ 感想
そんな訳で例年以上に美味しく感じた「長ねぎ」が、メニューそのものの印象も押し上げた。
今年は一度しか食べなかったことを後悔している。
当店ではマストで頼むチャーハンも勿論いつも通りの美味しさで、こんな絶品が1分少々で作れる大将は天才としか思えない。



最後はいつものようにレンゲがスープとチャーハンを往復し、至福のまるきが終了した。

ご馳走さまでした~