豚骨一燈 @江戸川区 ~「年末特別限定☆これがホントの?鶏プルスリー」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

豚骨一燈

【注文】 年末特別限定☆これがホントの?鶏プルスリー
【価格】 780円

[訪問日時] 2015年12月下旬(平日) 13:00
[店内状況] 満待ち2名、後客15名超
[注文方法] 券売機にて
[味] 鶏/清湯/塩
[麺] 中太麺(150g)
[具] 鶏チャーシュー、チキンソテー、白髪葱



★このメニューは当日限定で、現在は提供されていません。


「麺屋 Hulu-luからの連食です。

池袋で麺友さんたちと集った後、各々の2杯目を目指して解散。
自分はMさんと共に「豚骨一燈」さんの年末限定を狙って小岩に移動します。
この日だけ150食提供とのこと。



開店前から長い行列が出来てるとの情報がありましたが、13時ちょうどに着いてみると店前に並びは無く、店内待ちが2名とやや拍子抜け。
食券を買ってる内に先客が退出し、タイミング良く待ちほぼゼロでカウンター席に滑り込みます。



福原店長曰く「開店からの2時間で100杯出たので、流石に疲れました」。
絶好のタイミングで来たようで、退店時には10名以上の列が再形成されてました。ラッキー!

例によって福原節を浴びてる内に登場。



スープ
見た目通りに鶏満開な清湯で、その旨味のふくよかさ、力強さはハンパナイですね。
10月に提供された限定「俺の大和」で使われた大和肉鶏に、名古屋コーチンと大山鶏を加えた「トリ(鶏)プルスリー」を1:1:1で合わせたプレミアムスープ。
鶏油も同様に1:1:1。
この黄金比率にはかなり拘り、3種の鶏は別々の寸胴で炊いた上で合わせたとのことですよ。
理由を訊くと「同じ寸胴に入れて炊くと、底のほうと上のほうでは出汁の出方が変わるから」ですと。
スープを落ち着かせる最小限の昆布等、スープに勝ちも負けもしないピンポイントの塩梅など、おそらく前回同様の丁寧な作業が施されてるはず。
前回に勝るとも劣らない素晴らしい出来栄えですね。





自家工場に特注の中太ほぼストレート、胚芽配合でしょうか。
一燈系ではもちろん、他店でも出会ったことのないようなタイプの麺で、しっかりめの歯応えからのモッチリ変貌が見事です。
この手の麺を鶏清湯に合わせて来たこと自体が意表を突いてますよね。
これがスープの持ち上げもバランスも、ピタッと嵌まってるから驚きます。
麺量は150gとのこと。






鶏チャーシュー、チキンソテー、白髪葱。

2枚の鶏チャーシューはこのスープにははまり役のレア仕上げ。
おそらく今回も皮付きムネ肉だと思いますが、そのしっとり軟らかな食感とジューシーさは特筆すべきもの。
そして今回は、伊東さんが直前にフライパンでソテーしたモモ肉が載ってます。
ラーメンの具としては有りそうで無いもので、スープとの親和性も高いですね。
マジ旨なんですが、油がスープに影響しないよう、早めにサクッといただきました。




■ 感想など
10月の大和肉鶏のピュアなスープも突き抜けましたが、今回の黄金比率スープも最高ですね。
麺や具も前回と異なる仕様でアプローチしており、かなり満足しました。
「豚骨一燈」という屋号に縛られず、最近では「塩」や「鶏」の引き出しを増やしてる福原店長。
2016年もグループ内で異彩を放ってくれると確信します。

ご馳走さまでした~