昨年後半に、AKBの話題を独占した感のある研究生(13期)が、光宗薫

ボーイッシュないでたちで、「脅威の新人登場」ともてはやされた彼女。
12月20日のAKB紅白では、「ハート型ウィルス」のメンバーに大抜擢。
(with 島崎遥香<ぱるる>、山内鈴蘭<らんらん>)
早くも大器の片鱗を見せた。

●AKB紅白 光宗薫 初ステージ 「ハート型ウイルス」 島崎遥香 山内鈴蘭


正直いって、自分は彼女のことをそれほど推してはいない。
強烈な魅力は感じていない。

彼女がもし今、チーム4に入ったとしても、
自分の中の「推し順位」は8番目。(ちゃんと指折って数えました)

ただ、彼女の将来性は間違いなく感じている。
というのも、とある理由があるからだ。

その理由とは「初期の工藤静香に似ている」から。

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言わずと知れた、元スーパーアイドルで現・キムタク夫人の工藤静香

彼女がおニャン子クラブ出身だということは知っている人が多いが、
おニャン子以前に、とあるアイドルグループに所属していたことは
あまり知られていない。
(アラフォーでもほとんどの人は知らない)

実は彼女は、「セブンティーンクラブ」という3人組アイドルでデビューし、
その頃にはSBのスナックのCMに出ていたりした。

3人の中でも、とくにボーイッシュな風貌で際立っていた
(だから強烈に記憶に残っていた)のだが、
このグループはまったく売れず、すぐに解散してしまう。

●セブンティーンクラブの頃の工藤静香
オヤジたちの見たAKB現象

その後、彼女はおニャン子(かなり後半だけど)の番組内のオーディションに合格し、
すぐに「うしろ髪引かれ隊」が結成されてデビュー。

●うしろ髪引かれ隊
オヤジたちの見たAKB現象

さらには、おニャン子解散後にソロとして活動を開始し、
90年代を代表するアイドルになった。

●スーパーアイドル時代の工藤静香
オヤジたちの見たAKB現象

光宗薫は、セブンティーンクラブ時代の工藤静香に、
ちょっと似た雰囲気を感じる(顔じゃなくて雰囲気ね)

だから、大化けする気配を感じてしまう。
「なんとなく」…ではあるが。

でも、こういう「勘」は結構当たるので。

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ちなみに、彼女の登場で「宮澤佐江(さえ)が割を食うのでは」との
見方が某掲示板などでは書かれている。

でも、これは違うと思う。
ボーイッシュという意味では同じだけれども、
さえちゃんと光宗薫とでは根本的に魅力の質が違う

さえが「ゲンキング」なのに対して、
光宗薫は影のある(ように見える)部分が魅力。

割りを食うとすれば、もっと別のメンバーだと思う。
(ここでは誰とは書かないけど)




●続編はこちら
 光宗薫、次週の「行列」に出演(2012-02-12)
 http://ameblo.jp/toshikogure/entry-11163203294.html

 光宗薫「ゴリ押し」の波紋(2012-02-15)
 http://ameblo.jp/toshikogure/entry-11166092867.html