野菜だけ食べれば、健康にいいわけではない。
「野菜が身体にいい」とバカの1つ覚えみたいな健康法で、プロテインやビタミンBを摂取しないような食生活で筋肉量が保持できるわけではない。

サバ缶シンドロームではないが、サバ缶だけを食べれば、健康だというわけではない。

運動をせずに血管の弾力性を保つのは厳しい。
かといって、運動だけで、食生活が貧弱では筋力は落ちる。

野菜を食べても腸内細菌がタンパク質を作るアフリカの部族ではないから、筋肉質の身体に簡単になれるわけではないし、サルコペニアが短時間で治るものでもない。

しかし、考えを改善して、生活習慣を見直し時間をかければ治る。

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筋肉がつきやすい筋トレ手順

ウォーキングやジョギングなどの運動は有酸素運動といわれるもの。有酸素運動とは、酸素を取り込みながら持続的に行う運動のことで、様々な健康効果があります。

あまり運動習慣がなかったという人が、肥満やメタボの解消に運動を始めようというときは、ウォーキングや水泳、サイクリング、エアロビクスといった有酸素運動から始めるのが良いでしょう。

有酸素運動も健康維持に重要ですが、それだけでは筋肉を維持、増量できるわけではありません。年々減っていく筋肉を増やすためには筋力トレーニングが重要となります。運動をするなら有酸素運動に加えて筋トレも。

「強い負荷」にこそ
筋トレの意味がある

同じメニューの軽い筋トレを毎日行っている場合、本人は頑張っているつもりでも、実際に効果が上がっていない可能性が高い。筋肉が増える仕組みは筋肉の「破壊」と「修復」にあります。筋肉に強い力がかかると、力に耐えかねて筋繊維が傷つきます(破壊)。筋肉の傷は24~48時間かけて修復されますが、その過程で筋繊維はより強く大きくなる。

つまりある程度、負荷の強いトレーニングを行って筋肉を破壊するくらいでないと、筋肉は増えないと。

効果的に筋トレをするのであれば、「10回以上は自力でできない」というくらいに負荷の高い筋トレを限界の10回3セット。

また筋トレの後は、十分な修復のためにしっかり筋肉を休ませることが大切です。週に2回ほど同じ部位を鍛えれば問題ありません。やりすぎは筋肉量の増量には結びつかず、むしろ逆効果。