コロナ禍において、企業の業績の明暗が本当に分かれているようです。
そのなかで、一般的には業種の明暗はよく言われているところです。
飲食店、ホテル・旅館は厳しい状況が続いているようです。
しかし、飲食店というくくりの中で比較していると、このコロナ禍でもいつも満席というお店。
一方で客足が戻ってこないお店があることは事実かなと感じます。
では、その差は何なのか・・・。
こういう原因分析がライフワークとなっている私としては、仮説と検証をしないでいられない
タチです。(笑)
店主にいろいろ話しを聞きまくります。
その中で、見えてくるものがありました。
まず、前提として大手チェーン店は知名度の安心感があり大手特有の事情は除いて
考えてみました。
ここのお店でなくては食べられないものがある。
一つの強烈なセールスポイントがある。
これを持っているお店は常に今でも満席・行列ができています。
しかし、そのセールスポイントが明確に言えなくても満席のお店があります。
これはお店の主人に会いたい、そういうファンがいっぱいいるお店は流行っています。
特に、ご夫婦で切り盛りしているお店に多いです。
ただ、夫婦で切り盛りしているだけでなく仲良く信頼しあっていい雰囲気を出している主人と女将。
こういうお店は素晴らしい結果を出しています。
もちろん、感染防止対策にもきっちり気を使っています。
これはお客様への思いやりが行動として出ている事でしょう。
経営に理念と思い(経営者の人格)がはっきりあって、戦略(差別化)がしっかり身についている。
ここが必須条件のようです。
この事は飲食店に限らず備わっていなくてはならない事ですが、コロナ禍において飲食業界が
顕著に差として現れたのでしょう。
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帝国データバンク発行「帝国ニュース2013.3.25号」掲載。
東京海上日動あんしん生命保険主催 セミナー講師12回登壇。
延べ450社コンサルタント実績。
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