僕の映画感想文
 
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おじいちゃん

おじいちゃんの体調がよくないらしい。

「らしい」というのは、母親からきいたもので、
ゴールデンウィークに会ったときは、普通に元気そうにしていた。

「普通に」というのは、僕ももう22歳だから、
最好調のテンションで迎える必要がない、ということだ。

そんなおじいちゃんから1通のメールが届いた。



今日メールを読みました 暑いので体に気を付けて頑張って下さい おじい
ちゃんです ここまで30分かかりました



4月に送ったメールに返信が今日(7月20日)に届いた。
句読点の使い方が全然わかってない。

今度、教えてあげなきゃな。

『トイ・ストーリー3』を観て

お久しぶりです。

ブログを書くのは4月以来。
社会人になる希望と不安を、salyuの歌声に合わせた春の日でした。

最近は、そんなことを考える間もなく時間が流れていきます。

「光陰矢のごとし」とは上手く言ったもので、
時間が直線的なものだと実感しております。

過去を振り返っているときでも、時間は常に未来に向かって流れ続けている。


「トイ・ストーリー3」

少年アンディは、青年アンディになった。
大学へ旅立つアンディは、幼き日々に夢中になったおもちゃ達の処分を迫られる。

決断を下した後、ゴミ袋に次々と入れられるおもちゃ達、、、
しかし、カウボーイのおもちゃ「ウッディ」だけは机の上に置かれた・・・



泣きました、泣きました、泣きました。
体の内の熱いものが「飛び出したい」とノックしていました。

それを必死に押しとどめて、押しとどめて、、、
だけど「涙」だけが、自分の意思をもったように、僕の知らないところで、
頬をぬらしてきたのです。

結局、この映画は何をいいたいのか、、


「人間は、過去の記憶によって、バランスを保つ」

ということだ。


僕たちは成長した。

20年そこらしか生きていないけど、僕には20年の過去がある。
もちろん、断片的な記憶ばかりだけど、幼い日々を記憶している。

「たくさんの人の支えがあって」という言葉はよく聞くが、
「たくさんのものに囲まれて」というセリフはあまり聞かない。


「もの」

それは、ほとんどが代替可能であり、
僕は過去のおもちゃはほとんど処分してしまっている。

しかし、たとえ記憶の片隅にほこりが積もっていても覚えている。

過去を振り返って、今自分の立たされている現在を知る。
そこから、あなたはどのように考えるか。

黄色い帽子をかぶって登校する
クーラーの効いた部屋で金曜ロードショーを観る
自転車で、汗だくで、どこに行くでもなく、走りまわる


あー、幼い日に帰りたい

「でも」

この「でも」が肝心なんだと思う。
つまり、「過去を振り返ること」と、「現在を生きていること」は、
決して切り離して考えられることではない。

なぜなら、最初にも述べたように、

過去を振り返っているときでも、時間は常に未来に向かって流れ続けているのだから・・・


ま、長くなりました。

しかし、久々に号泣というものを感じた。
いっそ、声をあげて泣きたかった。声をあげて泣けたらどれだけいいだろう、と感じた。

泣くことはすごくいいことなんだ。

胸がキュっとなり、耳の熱さを感じ、口元に入ってくるしょっぱさを飲み込む。

そして、明日も暑い日が続く。

自由とは

新社会人になり3週間が経ちました
3週目はかなり時間の経ちが早かった!!こうやって人生は終わっていくんだなー。

社会人になると自由な時間は限られてくる。時間は大切に使わないとね!
「使う」より「扱う」って表現のがいいのかな。


今、青春を送る高校生のバイブル『こころ』夏目漱石を読んでます。
現代文の教科書には「下、先生と遺書」しか収録されていなかったので、全部読んでみようと思ったワケです。


明治文学ではありますが、人間の本質は変わらないね!

「先生」は以下のように述べる。

「自由と独立と己に充ちた現代に生れた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう」

かのサルトルも、

「自由の刑に処されてる」

って言ったとか


時代と場所を超えて、人間は自由と孤独を背負って生きてるんだな。


尾崎豊は「自由!自由!」と叫んでいたが、支配から卒業して尾崎は何がしたかったのか。
既存物に囲まれた世界に風穴を開けてええ!!
という中二病の発想だったのか


そいや、村上龍の『コインロッカーベイビーズ』も破壊的な話だったな。
しかし、幸せの保証は何ひとつも無かった。


「破壊の欲望」だけによる破壊は、満ち足りない淋しさだけが待ち受ける。

破壊には目的が必要なんだ。例えばベルリンの壁とかね。そう考えると、不謹慎だがWTCの事件も許される。結局善悪の判断なんてないし、彼らは正義を掲げてるんだから…


大きな話になってしまった。


何だかんだ言いたいことは、スタバのブルーベリーフラペチーノがうまうまってこと。



んじゃ。
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