「プロ」とは何なのか?を考えるプータロー(笑) | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。




「プロ」の定義というのは人によって様々あるでしょうが、私は、その一つに、

「状況に応じた引き出しのバリエーションの多さ」にあるのではないか?と思う。

と、言うか強烈に思ったことがありました。



いささか古い話だけど、4/8に講演させて頂いたキャップこと松野先生との初のコラボセミナー。


テーマが、「スタッフの個性活かした会社づくり」という初の切り口の講演で、

お客様も初めての方も多く、

まぁ、私にとっては、何か何まで「初」モノづくしで、2時間以上に及ぶ話に対する、

事前思考から、事前準備から、講演直前に至るまで、何度組み換えしたか分からないほど

ここ最近では久しぶりとも言える程、苦しませて頂きました(苦笑)。


直前の直前まで「よし、これで行く。」と、固めきれないというのは緊迫しますね(苦笑)。


お伝えしたい内容の基本は

①私が何者で、何をしてきて、どういう実績があるのか

②具体事例と本質論

③結果、何をお伝えしたいのか

で纏まっていたとしても、当日のお客様の雰囲気や、本番の会場全体の空気や状況に合わせて、

私はその場で変えていってしまいます。


良く言えば、それだけ自分の役割や、完成度にはコダワルという言い方はできますが、

逆に言うと、後に講演される方・・・・、この日で言うと松野先生のことや、全体像まで

果たして考える余裕などないという言い方もできます。


そもそも、私は内容で主催者を喰ってやろうという意気込みだけは常に持って挑みます(苦笑)。

それがお金を払って聴きにきて下さっている方達へのマナーだと思っているし、

お相手との科学反応も起きやすく、結果、素晴らしい時間になると信じていますから・・・・。




まぁ、主催者が松野先生であることや、そもそも松野先生なので(笑)、私がどう転んでも、

後は大丈夫という大船に乗ったつもりではいたのですが(笑)、


私の講演が終わってから、後半に登場した松野先生の講演を聴きながら、改めて気づくのは、

その引き出しの多さと、相手(私の話と、会場の二つ)に合わせた編集の仕方のスゴさでした。


私なんかが、どんな好き放題やっても、ちゃんと後に続いて纏めていく、ある種の余裕の

ようなもの・・・・・、う~ん、適切な言葉が見つかりませんが、そんなような感覚を実感しました。


恐らくは、松野先生の最後の纏めの話は、私の話がなかったらしていなかったんじゃないかなぁ・・・・、

と、本当のとこは分からないけれど、私にはそう思えました。



「あぁ、これが、この道のプロなんだぁ・・・・・。」と。



そういう意味も含めて、「主催者講演とゲスト講演者」ではなくて、「コラボ・セミナー」だと

事前からこだわられていたんだなぁ、と理解した訳です。



この10年近く、私は実践経営としての立場であったし、松野先生はプロのコンサルタントとしての

実績を積み重ねてこられていた。


私は私で、今まで公では語ってこなかった・・・・、ややもすると勘違いされるのではないか?と

思える生々しい心情と内容を思い切って出してみたし、

松野先生は松野先生で、今までの多くの大小様々な会社とのコンサルタントという立場で

積み重ねてこられた経験とノウハウ、そして代えがたい大切なことを伝えていらっしゃった。


同じ「スタッフの個性を活かす」というテーマでも、まったくアプローチや切り口が違うことは

本当に面白かったし、とても勉強になりました。


改めて「プロフェッショナル」とはなんだろう・・・・・・、それぞの立場で深堀りし研ぎ澄ませていく

ことなのか、経験しながら横へと大きな幅をもつことなのか・・・・・・・、その両方の面積の大きさを

言うのか・・・・・・・。


この日、どんな状況になっても、自身の引き出しと編集をかけて纏めて行った、

プロの松野先生の講演を見つめながら、

そんなことをつべこべ考えさせられる現プータローの私なのでした(笑)。


「ビジネスにおける個性の発揮」と「人のモティベーション」については、イヤと言うほど真正面から

取り組んだ自負はありますが、まだまだ探究したいし、せねばならないと改めて思う次第です。



お礼を言うには遅れ過ぎですが(苦笑)、松野先生、当日は本当にありがとうございました~。

あの日の更新がやっと書けました(笑)。

またご一緒できたらとっても光栄です。

今後ともよろしくお願いいたします~。




           プータローでもプロ意識は持とう(笑)。

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