デザインとビジネスは同じである | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

久しぶりに、趣味以外のイラストを描いています。


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坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」


まぁ、趣味以外といっても、仕事も趣味も一緒みたいなもんですが(笑)。


今回はかなりのラフ案を出してみて、描いている時間は、とっても楽しいです(笑)。




私の場合は、実際に描く時間よりも、コンセプトを固めたり、構想段階に最も時間を


かけるパターンです。


イラストはじめ、音であれ、言葉であれ、文字であれ、表現・発信というのは、


そもそも何を思い描くかを形にするという行為です。



大きく分ければ、


①伝えたいこと


②伝え方


の二段階に分かれることになりますね。



自分が勝手に描きたいものであれば、①も②も自分な訳ですから、


当然ながら比較的スムーズです。


しかし、ご依頼頂く時というのは、①は依頼側のモノということになります。



よって、私はご依頼頂く場合は、相手が意図していることや、その方自身のことを


限られた中で徹底的にヒアリングして、自分なりに理解する傾向があります。


でないと②に向かいようがありません。




②の「伝え方」は技術ですから、これは磨きようや、パクリ方によっては短くできます。


しかし、①「伝えたいこと」と、②の「伝え方」(今回で言うならイラスト表現やキャラ、ロゴマーク)


が今回のように違う人同士の場合は、それをいかに繋げるかということにおいては、


私は相当の時間をかけないとできません。


所用時間は、その時その時によって異なりますが・・・・・。




今回は、ご依頼頂いた内容が、かなり大きなイメージからだったので、コンセプトを固めるのに


ほとんどの時間を要しました。



この時間が逃げ出したくなるほど苦しいと言えば苦しい(苦笑)。


でも、ちゃんとやろうとすればするほど、ここには時間がかかるものだと確信


しています。



構想⇒ラフ案⇒一つの表現、と数は絞られていく訳ですが、今回は、結果として、


数多くのラフ案まで出すことができて何とか良かったです。







少し、話の視点を切り替えると・・・・・・・、



私は、事業やビジネスというのは、このたった一枚のイラストを描くのと、ほとんど


一緒だと思っています。



それは、一枚のPOPから始まって、ロゴマークも、売り場も、店舗外装も、ひいては


会社そのものも、全て同じだと考えます。



傍目に儲かっている商品や事業をマネすること自体、


それは一つの方法として決して悪いこととは思いませんし、


それが一番手っ取り早いのも確かです。



ただし、上記した①「伝えたいこと」と、②「伝え方」のうち、②だけの上っ面状態であること


は、自分で認識しておく必要があります。


マネはすぐできますが、その段階では「仏作って、魂入らず」状態であるということです。


(または「仏作って、楽しい入らず」とも言う(笑)。)





私の経験則でいけば、


マネをしたものを後から自分のモノにしようとする時間より、


コンセプトを固めてから表現していく時間の方が、


トータルで考えると速いと思っています。



どっちから先に入るかは、その人のタイプや、資金や時間の状況にもよるので


何とも言えませんが、どっちにせよ、①も②も両方いるということです。



人は、本物であるかどうかを見抜きます。


お客は特に見抜きます。


そして、ややこしいことに、この「本物」かどうかというのは、現実に目には


見えなかったりするから面倒であったり、逆に醍醐味だったりするのでは


ないでしょうか。


化けの皮は、いつか見抜かれてしまうから怖いのです。



いまだに、でっかい箱を創って、そこに看板だけつけて、商品を突っ込めば、


お客が喜んでやって来て、売れまくると、本気で思っている人はいるようで


私としては呆れるやら驚くやら・・・・・・。


これはもう、「良い・悪い」ではなく「好き・嫌い」の問題なんでしょうね。








私は、「絵を描く」というものを「プロ」として生業にしたことはありません。


しかし、そんな私に、なぜご依頼頂いたか?をお聞きしました。



一つは、既存の提案にピンと来なかったというのが前提としてあったとのこと。


恐らく、線を引いたり、デザインの作業ばかりに追われて、構想やコンセプトを


しっかり練られていないんじゃないか?という言葉がとても印象に残りました。


それで、どうしようか、となっていたところ、私の顔が浮かんだそうです。



私のこのブログや、前職時のブログで、私の落描きを見て頂いたいたり、


前職での店舗空間や演出に対する考え方を読んで頂いていたとのこと。


かつ、今回、退社したことも(苦笑)。



そんで、「楽しい」「若者」「個性的」というキーワードあたりから、私のことを思い出して


くれたそうです。



大変、光栄ですよね。そりゃ、気合入ります(笑)。



そういう意味では、常日頃からの情報発信というのは本当に大切だと思うのです。



今回のお話しがどこまで行くのかは、お相手がいることなのでまだ分かりませんが、


プロジェクト自体、とても面白そうで、楽しみです。



と、たかが落書きしていただけで(笑)、そんなクソ偉そうなことを考えながら、


このラフ案を持って打ち合わせに行ってきたのが、こちらの会社。


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坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

私の新事務所(TOSBOI STUDIO)から、徒歩2分(笑)。


もうすでに、一部の分かる方には分かる、先日登場した、あのお方の会社です(笑)。

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http://ameblo.jp/tosboistudio/entry-11583957636.html



さて、今回も炸裂するのか?あの合言葉(笑)。



「リュック、ちっちゃ!!」(笑)




次の掲載をどうぞお楽しみに(笑)。


つづく・・・・・・・・




        これだけの長文を前置きにさせる男とは一体・・・・(笑)


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          買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」