トロントより、おはようございます。
今日まで蒸し暑い日が続くようです。
気温33度 外に出ると湿気に包まれる感じがして、日本の夏を思い出します。
明日からは、平年並みの25度前後になるようですが、木曜日の最低気温予想は12度。
ちょっと寒いかもしれません。
今日の新聞は、ローカルなお店の話。
カナダにもウォールマート、コストコ、シアーズなど大手米国販売店が進出しており、カナダ生まれのカナディアンタイア、ハドソンズベイなどと競っています。
しかし、カナダにはまだまた小さなお店もがんばってビジネスをしています。
このあたりが、お隣と違うところかもしれません。
さすがに今では、米国のチェーン店では絶対買い物しないという人は少なくなったのではないかと思いますが、自分がカナダに来た24年前にはそうした方も多くおりました。
カナダ人のプライドだったのでしょうかね。
米国よりも広い国土を持つカナダですので、通販は昔から利用されていたようで地方の小さな町に行くと、店舗はなくてもシアーズカタログショップがあり、そこでほとんどの物の買い物ができたようです。
最近は、インターネットでほとんどの物が買えますね。
通販利用の多いカナダでは、さぞインターネットショッピングは高いのでは？
その調査結果がこちら。
なんと、89％のカナディアンがオンラインで買い物をしています。
（これは、おそらくオンラインで買い物をしたことがある、というデータではないでしょうか）
それではさぞや小売店のオンラインが充実しているのでは、と思いきや
なんと２４%のお店はウェブサイトをもっていないのだそうです。
カナダに小売り店舗数は１４万６０００店。
その２４%というと、３万５０００店ほどでしょうか。
向う２年間でオンラインショッピングを増やそうと思っているカナディアンは48％となっており、約２人に１人の割合。やはりここはお店のウェブをつくり、顧客の注文に応じられるようにするのがトレンドなんでしょうね。
カナダのお店がオンラインを使うことでは、米国に２年遅れているのだそうです。
国土が広く、都市圏が限定されており、物流効率が悪いカナダで小売店を成功させるには、やはりＷＥＢの利用が不可欠のようですね。
小さなお店で、その店のオーナーや店員さんと話をしながらの買い物も楽しいものですよね。
でも、カナダではそのお店に行くまでが大変。
商売はなかなか厳しいようです。
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