目に見える
物質世界の
背後では
霊的な力が
霊的な力が
働いています
歴史的に
地球と人類が
地球と人類が
進化するための
霊的なムーブメントを
支えてきた人々がいます
そうした人々の多くは
歴史の表舞台には
名を残していません
例えば
薔薇十字者たちは
薔薇十字者たちは
権力を持たない
権力におもねない
無料で治療をする
結社を作らない
といった信条を
持っていました。
薔薇十字者たちは
叡智にも実践力にも
優れていたため
ともすると
祭り上げられる
ことがありました。
すると彼らは
住んでいた場所を
跡形もなく畳んで
素早く移住し
身を隠したそうです。
薔薇十字に
関することが
謎に包まれているのは
そのためです。
ゲーテの
『ファウスト』に
登場する
カイロン神の
態度はまさしく
薔薇十字者
そのものです。
これが真に霊的な
ムーブメントを
支えている人びとです。
「われこそは」
と名乗りをあげる
時点で本物ではないと
言うことです。
1827年
聖霊降臨祭の日
ドイツ
ドイツ
ウンシュリット広場に
突然、現れた謎の
少年カスパー・ハウザー。
日本では文献が少なく
あまり知られて
あまり知られて
いませんが
霊的なムーブメントを
支えた重要な
人物です。
ドイツ
バーデン大公国の
皇太子として
生まれましたが、
生後すぐに
別の新生児と
すり替えられ、
亡くなったことに
されています。
数奇な運命を
辿った彼は最終的に
21歳の若さで
暗殺されてしまいます。
シュタイナーは
カスパー・ハウザー
について
カスパー・ハウザー
について
こう言っていたそうです。
「もしカスパー・
ハウザーが
あのように生き、
死んでいなかったら
地上と
霊界の関係は
地上と
霊界の関係は
断ち切られて
いただろう」
本日、学芸研究室
メルキューレで
行われた
小林直生先生の講座
「カスパー・ハウザーと
ルドルフ・シュタイナー」
ルドルフ・シュタイナー」
単なる歴史の一幕ではなく
現代にも警鐘を鳴らして
いるかのような
繰り返される
歴史のパターンが
そこにありました。
暗殺によって
短い生涯を閉じた
カスパー・ハウザーが
カスパー・ハウザーが
なしえなかったことを
受け継いだのが
ある意味
ある意味
シュタイナーそのもの
だったそうです。
明日、2日目は
いよいよ核心に
迫っていきます
阿部小百合