週明けから降り続いていた雨も上がり、


本日の京都は澄み切った秋の空が広がっています。


そんなお天気に呼応するかのように、


若狭の海から、今季の初荷が届きました。
4代目・とりともの京日記


若狭小鯛酢漬「鯛す」


明治の終わりごろ、


当店の初代と、


当時からお付き合いのある若狭・小浜の魚商が、


若狭の海で漁獲の多かった小鯛(連子鯛)を使い、


なんとか風雅な商品として提供できないか・・。


と、何度も膝を突き合わせて、


共同で考案したひと品です。

4代目・とりともの京日記
新鮮な小鯛を三枚に下ろし、振り塩と米酢でしめたのち、


殺菌効果の高い杉の小さな木樽に詰め、


ヒバの葉を魚身の上にひとひら(当時)。


それがすべての始まり。


その後、


ヒバの代わりに笹の葉が使われるようになり、


現在では


「小鯛の笹漬け」として、


若狭・小浜をはじめ、主に北陸地方などで、


さまざまな生産者がその味と技を競い、


現地での名産品の一つとなっております。



当店商品、


若狭小鯛酢漬「鯛す」は、


当時のままに、杉の木樽と竹のタガで仕立てた容器に、


初代の頃から四代にわたる付き合いの小浜の魚商が、


冷凍原料は一切使用せず、


新鮮な小鯛を使用して、


淡酢に仕上げ詰め上げたひと品です。



秋から冬を越え、春の終わりごろまでのお取扱い。


よろしければぜひ一度、ご賞味くださいませ。


 

                 とりとも 拝



*本年の「鯛す」のお値段は、

 一樽3,300円(税抜・2018年度~2019年度価格)となっております。

 価格は年により、変動いたしますので、

 どうぞお問い合わせくださいませ。


 また、漁獲により入荷がない場合もございますので、

 ご購入の際には、

 ぜひご予約、お問い合わせ頂けましたら

 幸いかと存じます。


 お問い合わせ先はお手数ですがこちらをご参照ください。

 http://ameblo.jp/tori-tomo/theme-10027250879.html