さいきん
図書館へ通うようになりました

公共機関 = 17:00で閉まる
と思っていたのですが

大阪市立図書館なら
20:30まで
開いていることがわかり

仕事をうまく片付ければ
なんとか間に合うので

仕事の資料やら
ミュージシャンのエッセイやら
いろいろ読みあさってます



そんななか
目についた本を
ここでご紹介させてください

blogで稼ぐつもりは
サラサラないんで

このblogで
なにかしら商品を紹介するのは
あんまり
気が進まなかったのですが…

この病と闘っている
親友・友人・知人などの
お役に立てれば、と



otedama

『「お手玉をする」とうつ、パニック障害が治る』
画像は「株式会社マキノ出版」サイトより

著者である
中原和彦先生は
『ヘルスアートクリニックくまもと』
院長をされています

正確には
呼吸法や 軽い運動など
ほかの治療とあわせて
『お手玉』を勧めておられるみたいです




本のなかで
くりかえし書かれているのは

患者さんには【 今がない 】ということ

過去の経験にとらわれていたり
未来への不安におびえていたり

今を生きている
という感覚が弱っているから


目の前の「お手玉」に
集中する(必死になる?)ことで

余計なことを考えない時間が作れたり

失敗する自分を笑って許せたり

上達する自分を実感できたり

自分を「今」に引き戻す
きっかけが作れるのだそうです


そして
だいじなのは
元の自分に戻ること
ではなく

【 新しい自分になること 】

たとえ再発しても
うまく適応できるような人間に
生まれ変わるということ



もしかしたら
周囲の目を気にすることや
カンペキ主義でいることや
弱みを隠しとおすこと  を

生きる術として
強いられてきた方々ほど

理想とする自分の姿と
ほんとうの自分との差が

年月とともに
拡がってゆくことが

心がキシむようで
耐えられなくなってしまうのかな

それは
恥ずかしいことでもなく
醜いことでもないのに


そう言う自分も
いつだったか
適性テストみたいなものに

: パニック障害の症状を
: 持っていると思われます
: すぐにでも病院へ

と言われたことがあります
他人事じゃないんです




家柄や 身分を
気にして生きてきた世代と

個性や 自分を
尊重するようになった世代と

いろんな価値観が
ぐちゃぐちゃに混ざって
何色だか
わかんなくなってる現代


パニック障害を公言されている
円広志さんに
黒柳徹子さんがおっしゃった

: マンモスの時代には
: なかった病気ね

ってことば
ホント そのとおりだと思う




だから

宙に浮かぶ玉を
無心で追いかけるうちに

いつしか顔をあげ
背筋を伸ばして



失敗して、笑う

そして、再挑戦する

再挑戦する自分を
みんなが受け入れてくれると
信じられるようになること

そして
再挑戦する人々を
みんなで温かく受け入れる
社会になること

失敗を経験した方々が
元のフィールドだったり
新天地だったり

おもいっきり走り回れる
社会になること


そのために できること


身近な人への接し方

仕事での企画・提案

手に届く範囲から
さがし始めていきたいと思います


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