いろいろな人のブログを読んでいると、誹謗中傷されて困っている人が多い。


その原因はどこにあるのだろう。


少なくとも、これだけ無数の人がブログを開設していて、大体のブログは必ずしも誹謗中傷を受けているわけではないのだから、ある種のブログだけが誹謗中傷されるのは、特に何らかの原因があってそうなっているのではないだろうか。



あるブログが誹謗中傷される原因を以下のふたつに分けよう。


1.そのブログの内容に原因がある。

2.そのブログの内容以外に原因がある。


今回は2.については置いておこう。



1.について考えてみよう。


あるブログの内容に原因があって、誹謗中傷される場合、具体的にはどこに原因があるのだろう。

考えてみると、以下の2種類に分けられる。


1-1.そのブログ自体が誹謗中傷している。

1-2.そのブログ自体は誹謗中傷していない。



1-1.はさらに以下に分けられる。


1-1-1.特定の個人を誹謗中傷している。

1-1-2.不特定の個人を誹謗中傷している。



1-1-1.の場合、当人は身に覚えがあるだろうから、結果的に誹謗中傷されるのはよく理解できるだろう。


それに対して、1-1-2.は当人には身に覚えがないかもしれない。



この後者をさらにふたつに分けてみよう。


1-1-2-1.特定の個人名を挙げずに、特定の個人を誹謗中傷している。

1-1-2-2.一般論として誹謗中傷している。



1-1-2-1.はいわゆる当てこすりや皮肉と呼ばれるもので、これも結局は誹謗中傷しているのと同じことだろう。


1-1-2-2.は特定の個人は想定していないが、一般論として述べていることが、結果的に特定の個人を誹謗中傷することになっている場合。


例えば、Aさんがブログで「貧乏ゆすりをするやつはバカ。ムカつく。」と書くと、貧乏ゆすりをする癖のある、面識のないBさんから反撃を受けたりする。


もちろんAさんはBさんのことを想定して書いたわけではないのだが。



いずれにしても、1-1.以下のケースは、ブログの発信者自身が何らかの形で読む人の気分を害しているのが原因であって、その反動として、同じ誹謗中傷がコメントの形で返ってきているだけの話なのではないか。


(以下、続く。)



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