さて、戦鎚座の
初の40kキャンペーン は無事終了いたしました^^

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました!


さて、内輪ネタではございますが 結果発表でございます。

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野生児 計21pt :破滅の従僕

flam 計39pt :炎の征戦団

イナ 計21pt :破滅の従僕

トカゲ 計23pt :破滅の従僕

とら 計29pt :炎の征戦団14 闘争の提唱者15

岩壁(ゲスト) 計15pt :闘争の提唱者

じゃが(準ゲスト) 計16pt :闘争の提唱者


個人ポイント

1位 flamさん
2位 とら
3位 トカゲ氏

と言うことで、優勝は flamさんです^^
おめでとうございます~!


<勢力合計>
炎の征戦団:54

破滅の従僕:65

闘争の提唱者:46


勢力としては flamさんの所属する 炎の征戦団を抑えて
破滅の従僕勢がグリフィスで勢力を伸ばした模様です。


AoAが惑星グリフィスを掌握したものの、オルクやティラニッドを中心とした異種族の
残党がまだ各地に存在し、混沌とした勢力図となっている模様です。



さてはて、これにて『グリフィスの閃光』は終了致しましたが、
現在 2ndシーズン の準備を進めている所でございます^^

これからも 楽しんでいきましょう~!ではでは!
今回のゲームでは通常の勝利条件の他、
冒頭で覚醒したディーモンの撃破(1点)、
及びディーモンの魔法陣の確保(3点)が勝利条件が追加。
果たして、これがどのような結果をもたらすのか……。


【ゲーム開始前:空前絶後の大部隊】

>ティラニッド側
無数の小型インファントリーで戦場を埋め尽くす白いティラニッドと、
大型モンスターを進める黒いティラニッドたち。
ひたすらに前進し、敵を粉砕する構え。

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>ダークエンジェル&エルダー側
白いパワーアーマーの壁を築くダークエンジェル、
マジョーラカラーが美しいウォーカーを操るエルダーたち。
彼らは確保目標を死守するため守りを固めた。

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ダイスロールの結果、ティラニッド側が先行。夜戦有りという状態でスタート。


【第一ターン:ティラニッドの猛攻】

見事ディーモンプリンス(DP)となった惑星総督。
「これが命! これが力! ナーグルの褒章は宇宙一ィィィィィィィィ!!」
雄叫びと共に戦場に猛毒の嵐(ブラスト・大による攻撃)を撒き散らすディーモンプリンス。
彼は一番近い部隊に対して攻撃を仕掛けてくる特別な存在である。
放っておけばその被害は甚大。
特に、ユニットが多く、かつ前に出る戦法を得意とするティラニッドには、
極めて邪魔な存在だった。

なので。
レッドテラー
(※モデルはリクター)に率いられたレイヴェナーの群れが背後から忍び寄り……。

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DP「大いなる父よ! 偉大なるナーグルよ! 私も今そちらに……!」
レイヴェナー「キシャー(頂きま~す)♪」
DP「えっ? う、うわああああぁぁぁぁぁぁぁ……」

もっきゅもっきゅ。ごくり。

――こうして、惑星グリフィスを戦火に包んだ惑星総督は、
ディーモンプリンスとしての短い一生を終えた。
さしものナーグル神も、ダイスの出目は与えられなかったのだ。

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調子に乗ったティラニッド側はさらに軍隊を進める。
《炎の征戦団》側も射撃で対応するが、夜戦の影響もあり思うようには削れなかった。

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【第二ターン:英雄たちの反撃】

迫るティラニッドの大群。中央付近では、ハイヴタイラントが我が物顔で歩き回る。

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さたに、ディーモンプリンスを喰らい尽したレイヴェナーの群れと、
地下から現れたトライゴンプライムが本隊へ迫った。

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だが、ここから《炎の征戦団》の反撃が始まった。
まず、タイラントの正面にデスウィングターミネイターたちがワープアウト。
ウォーロードを仕留めるべく待ち構える。

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さらに、ダークエンジェルのボルトガンと、
エルダーのウォーカーのミサイルが嵐のようにティラニッドたちへ襲い掛かる!

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その猛攻により、あれだけいたティラニッドたちは一気に数を減らしてしまった。

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さらにもう一部隊のターミネイターがティラニッドの中心にワープアウト! 
内側から敵を粉砕するべくターミネイターアーマーが唸りをあげる。

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そして止めとばかりにエルダーのファイアサーペント2機が戦場へ侵入! 
搭載した超兵器で猛然と反撃を開始した。


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【第三ターン:死闘、決着!】
惑星グリフィスの戦闘もいよいよ終盤戦。

レイヴェナーたちが遂にダークエンジェルたちの本拠地へ襲撃!


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残るティラニッドたちも、止まる事なき飢えに突き動かされるように(そして会場の時間が迫っていたので)、次々と突撃を開始!

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決戦! レイヴェナーたちが次々と敵兵を喰らっていく。

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だが、ダークエンジェルのバイカーたちと、エルダーの戦士がその危機へ駆けつけた。

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激しい戦いの末、生き残ったのはティラニッドのレッドテラーのみ


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そんな戦場に颯爽と現れたサマエル。敵戦線を突破し、戦場を駆け巡る!
(これで敵戦線突破の1点を確保)

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中央ではウォーロードのハイヴタイラントを討ち取るため、
ダークエンジェルのデスウィングターミネイターたちに
エルダーのファイアドラゴンたちが合流。メルタ兵器と光り輝く投槍
(エルダーの超兵器。攻9の生体破壊のアーマーセーヴ無視。痛い)が雨霰と降り注ぐ!

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全てのタイラントガードを失ったハイヴタイラントの元へ、ターミネイターたちが突撃!
これが最後の決戦だ!


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黒神「一騎打ちを申し込みます!」
AoA「拒否します」
若紫「拒否します」
黒神「お、おのれぇ……」
AoA「あ、一騎打ちできる相手がもう一人いました」
黒神「おぉ……では!」
AoA「拒否します」
黒神「ですよねーっ!」
※写真の左で並んでいるのが、一騎打ちを拒否した3人です。

まぁ、モンスターとタイマンしたい奴は中々いないということですヨ(by ティラニッドプレイヤー)
そんなわけで……。

強大な怪物ハイヴタイラントも、神罰モードとメルタボムの連打の前に遂に崩れ落ちた!


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ハイヴタイラント、司令塔でもあったトライゴンプライムを失ったティラニッドたち。
勝負は、ここに決した。

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【勝利ポイント計算】

ティラニッド側:
ディーモンプリンスの撃破(1)、目標確保(3)、敵陣突破(1)
合計:5

ダークエンジェル&エルダー側:
先制打撃(1)、ウォーロードの撃破(1)、目標確保(3)、敵陣突破(1)
合計:6

ダークエンジェル&エルダーの勝利!

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【エピローグ】

グォォォォォォォォォ…………。

暁の空に断末魔の咆哮が響き渡った。
《黒神》のハイヴタイラントが遂にその巨体を大地に横たえたのだ。
それと同時に、もっと巨大なものが倒れる轟音が響く。
――トライゴンプライムが死んだのだ。

二体もの大型シナプスクリーチャーを失ったティラニッドたちは、
本能の赴くままに行動を開始しようとした。
だが、混乱も一瞬のこと。彼らは即座に撤退を始めたのだ。
ターミネイターたちと敵戦線を突破した《審問教戒官(インティロレイター・チャプレイン)》
アルマロスは、白いティラニッドたちの長であるもう一体のハイヴタイラントが、
自分たちを振り返る姿を見た。
それが、追撃を警戒しただけの行動なのか、それとも自分たちの姿を
目に焼き付けようとしたのか……それは、分からなかった。

ティラニッドたちの敗走を確認したアルマロスが背後を振り向くと、
若紫の機体が戦場を離脱していくのが見えた。
彼は、あのエルダーたちがいずこの船団に属していることも、
何の目的でこの星に来たのかも、その名前すら知らない。
しかし、それでいいのだ。本来、異種族と自分たちが協力することなどあってはならないこと。次の戦場では、奴らも敵かもしれない……。

そう考えたアルマロスが部下に撤退を伝えたその時、
エルダーたちが去った方角から光り輝く槍が天空に向かって投擲された。
光の尾を引いて飛ぶその光景は、まるで流星が空へと昇って行くような幻想的な景色だった。

――投槍は、古来より戦士たちの勝利を願う儀式である。

いずこかのライブラリで閲覧したその知識がアルマロスの脳裏に浮かぶ。

名も、その素性すらも知らないエルダーたち。彼らは警戒するべき敵であり、
自分たちとは相容れぬもの。
だが
――この光、この光景だけは幾千年を経ようとも彼の中から色褪せる事は無かったという。


惑星グリフィス。
その全土を包み込んだ《グリフィスの閃光》は、しかし幾多ある星々の輝きの一つに過ぎない。
この広大な銀河には、無数の惑星と無数の種族、そして無数の戦いが存在する。


――平和は無い。休息も無い。赦しなど、あるはずも無い。
【プロローグ】

ハイヴシティ。

正六角形の構造からそう呼ばれているこの場所は、
今やティラニッドの進行により【巣窟の街(ハイヴシティ)】と呼ぶべき場所へと
変質させられていた。
蠢く肉塊、侵食する胞子、猛毒の霧……この魔窟の中を、二つの影が疾走していた。

一つは白き翼を象ったランドスピーダー。
――ダークエンジェル戦団《エンジェル・オブ・アブソリューション(AoA)》。
もう一つは貴き若紫に染められたウェイブサーペント。
――いずことも知れぬエルダーたちの軍団。
本来、交わることの無いはずの二つの色は、
ハイヴシティの奥からやってくる二つの色を同時に捕えた。

2


白。埋め尽くす白。
一点の曇りも無い、たった一つの意志によって統制された意志
――《名も知られぬ》純白の集合艦隊
黒。埋め尽くす黒。
あらゆる命を塗り潰し、貪り尽くさんとする暴食の黒――《黒神(チェルノボグ)》

ハイヴシティから湧き出すように進んでくるそのティラニッドの群れは、
帝国の科学力を持ってしても、また異種族の未知のテクノロジーであっても数え切れない。
それら全てが、今ハイヴシティから解き放たれようとしている。

この未曾有の危機に、白き翼と貴き若紫は速度を合わせた。
言葉は無い。
本来交わらない彼らに交わすための言葉は無く、歴戦の戦士である彼らに確認は不要。
己がやるべきことを知った彼らは、それぞれの軍団へと進路を切り替えた。
そして、同時に指令を下す。


――破滅を、阻止せよ。

4


後の歴史書に《炎の征戦団》、そして《破滅の従僕》と刻まれる二つの軍団の戦いが、
こうして幕を上げようとしていた。


しかし。


ハイヴシティの中心。その地下に作られたシェルターの中で、
一人の男が歓喜の声を上げていた。

「戦え、戦え……新たなる命のために……!」
惑星グリフィスを治めるはずの惑星総督。
だが、その足元には《歪みの領域》へと繋がる邪悪な魔法陣が描かれていた。
彼は血走った目でモニターに映し出された戦場の光景を見つめた。

人間が、オルクが、ティラニッドが、エルダーが、その全てが殺しあう。
一つの命が死に、その死から無数の命が――ナーグルの愛する子供たちが――生まれる。
その光景は足元の魔法陣を通してナーグルへと伝えられ、彼を喜ばせる。

「殺せ、殺せ……次の命のために。次の次の命のために……!」
そう、これは捧げるための戦い。
《尊父》ナーグルへ喜びを届けるための戦い。惑星グリフィスそのものが、ナーグルへの供物。
「最も素晴らしき命……そう、私の……永遠の命のためになぁっ……」
惑星総督が叫んだその瞬間――変化は訪れた。

全身が病にかかったかのように黒ずみ、そして腐り落ちた。
べちゃりという不快な音と共に、惑星総督の骨格が歪み、曲り、作り変えられていく。
まるで幼い子供が粘土で人形を作っているかのごとく。
惑星総督は生きながら腐り、継ぎ足され、曲げられ、そして生まれ変わった。

「こいつが《悪魔の褒章》……」
その光景を傍で見つめていた『堕天使』フォカロルが驚きの声を上げた。
歪みに住まう邪悪な神に見初められし存在が、最後に得る《褒章》
――『悪魔の子息(ディーモンプリンス)』への変身。
かの堕天使でさえ、その一部始終を見るのは初めてだった。

1




「私は克服したのだ……死を! 恐怖を! 私は……永遠だぁぁぁぁぁっ!」

叫ぶ――いや、それは既に咆哮。
巨大な翼を広げたディーモンプリンスは、
沸きあがる衝動の赴くままシェルターを破壊して地上へと出た。
「さぁ、ナーグルよ……我が新たなる父よ! お届け致しましょう、新たな死と誕生を!!」

この瞬間。ハイヴシティに、新たなる脅威が誕生した……!