今回は基本的なお話をします。
「賃貸住宅に入居するまでの流れ」
についてです。
不動産のことは、学校はもちろん、誰も教えてくれませんから、
初めて賃貸住宅を探している方は
「まず何をすればいいのか」
「次に何をすればいいのか」
とわからないまま、不動産会社のいいなりになっている
のではないでしょうか。
そのため、落ち着いて物件を決めることができず、不本意な
物件で契約してしまったということが多々あるのです。
そこで、賃貸住宅の入居までを今回と次回の2回に分けて
お話します。
では、早速、入居までの流れを図でご紹介します。
<賃貸募集から入居までの流れ>
<説明>
1 賃貸募集
新築物件では「完成直前」、既存物件では「退去者が出る」とまず、
家主(オーナー)と不動産会社とで募集の条件を相談して決定します。
募集条件が決定すると、その条件に沿って「募集広告」がインターネットや
不動産会社のネットワークによって告知され、皆さんの目に触れる情報となります。
2 問合せ・内覧(案内)
インターネットや不動産会社の店頭などで物件の情報が公開され、
その中に興味がある物件があれば、
①メールや電話で問い合せをする
②その情報を発信している不動産会社へ行く
といった行動に繋がります。
場合によっては、自分が住みたいと思っている地域の不動産会社へ直接行くこともあるでしょう。
もし、インターネットや店頭に出ていた物件がすでに決まってしまっていたとしても、
募集情報として出ている物件の中から、皆さんが希望する条件に合う別の物件を
不動産会社が紹介してくれることでしょう。
そして、「この物件を見てみたい」となれば、「物件案内」をお願いして、
実際の物件を見ることになります。
そのうえで、その物件が気に入れば、「条件確認」や「条件交渉」という運びになります。
この説明の続きは次回へ