…と言っても、相変わらずウチには関係ありませんが。
それでも、なんとなくウキウキするのは、珍しく晴れているからでしょう。
そう、珍しくと言っちゃうほど、ずっと天気が悪いです。
晴れが続かず すぐ雨になってしまい、いい加減辟易しています。
…と、前置き長過ぎですね。
間もなく1年半の定期検診があります。
約2ヵ月の治療を終えたのが、昨年3月頭。
1ヶ月後の4月に、無事シロ判定をいただき
経過観察となり、3ヶ月毎の検診になりました。
1年検診までは、検診前は 不安で不安で居ても立ってもいられない感じでした。
その1年検診では、Wキャンサー疑惑が出たりで大騒ぎしましたが、その後心境がガラッと変わってしまいました。
検診…あんなに怖かったのに、全く怖くなくなりました。
もちろん、自信満々という訳ではなく、多少の不安はあります。
が、特にドキドキする事もないし、ほぼ平常心でいられます。
何故怖くなくなったの？
…と聞かれる事が多いので、自分でも考えてみました。
長文になると思いますので、お暇な時にお読み下さると幸いです。
…そもそも、何故「検診」が怖いのでしょうか？
① 病院への恐怖心(or 嫌悪感)
…辛い治療や副作用など、嫌な経験がトラウマになっている。
医師と相性が悪い事もあるかも。
② 検査への恐怖心
…内診は、慣れても嫌なもので 痛みを伴う事もあります。
血液検査や、CT、MRIが嫌な場合も。
③ 再発 or 転移への恐怖心
（または、新たな不具合の発見）
…多分、皆が恐れているのは、なんといってもコレでしょう。
というか、コレだけかも？
私の場合ですが…
① に関して
…入院生活は、もちろん辛い事もありましたが、概ね快適で そんなに嫌な思いはしませんでした。
信頼していた主治医は交代しましたが、新主治医も嫌いではありません。
② に関して
…内診は慣れないし嫌ですが、我慢出来る程度です。
血管も丈夫で採血、ラインとりで失敗された事はありません。
造影CTは年1回だし、閉所恐怖症なので
MRI は苦手ですが、当面やる予定もありません。
ただ、この先 何か別の検査が必要な状況に陥ったりすれば、一気に恐怖の塊になるかも。
③ に関しては、細かく見ていきます。
・治療への恐怖
・日常生活破綻への恐怖
・死への恐怖
と、主に 3つの恐怖があると思われます。
・治療については…
自分なりに 病気に関して知識を仕入れていて
もし万一の時にどうすればよいか、なんとなくですが 分かっています。
一体どうなるのか…が分からない という未知への恐怖を払拭すればよいかと…。
個人的に 一番怖いのは副作用ですが、今は対策も十分に なされています。
もしもの時は、事前に 医師や薬剤師に納得が行くまで相談するつもりです。
・日常生活については…
何より治療が優先されるので、出来なくなる事が出て来ます。
が、私は専業主婦で 夫と二人暮らしで子供もいません。
元々夫は留守がちだし、家事がおろそかになっても、それほど影響は出ないと思います。
犬がいますが、シニア犬になって散歩の量も減っているので、なんとかなるかと…。
ただ、長期入院になる場合は話が変わって来ますが…。
・死への恐怖(不安)について…
この事に関しては、もし不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません…m(_ _)m
ちょっと 閲覧注意 かもしれません。
…私は、死ぬ事自体は怖くありません。
苦しんで死ぬのはすごく怖いですが…。
というのは、まず年齢です。
ブログをやっている方は、少なくとも私より若い方が大多数だと思います。
既に半世紀生きて来て、やりたい事はほとんどやってしまったので、思い残す事があまりありません。
若い時に好き勝手して、やりたい事をやって 行きたい所も行ってしまったし…。
あれもやってない、これもやりたかったのに…というものが特に思い浮かばないんです。
そして、成長を見たい子供もなく、残して行って心配な連れ合いもなく(仮面夫婦ですからね…
)、犬は夫の方が好きみたいだし、両親には立派な弟が付いてます。悪く言えば、私がいなくなっても 誰も困らないと思うんです。(卑屈になってる訳じゃないですよ～
)…でも、まあ やっぱり、怖い事は怖いですけどね。
再発への恐怖心は、この先ずっと付きまとうと思います。
元々ステージが高いので、再発は当たり前的な感覚もあります。
ただ、自覚症状や不調がない限り、もし再発していても すぐにどうこうはなく、時間はあると思います。
私がとても落ち着いているのは、詳しくは上に書きましたが、一言で言えば“開き直った”からでしょう。
そして、“気持ちを外に開放出来ている”事も大きいと思います。
内にこもるのは、やはり精神衛生上よろしくないかと…。
ブログを書いた事で、同病の友人がたくさん出来た事がすごく大きいと思います。
愚痴を聞いてくれたり、疑問を一緒に調べてくれたり… 何より“あるあるトーク”だけは、キャンサバ同士じゃないと 出来ませんからね～
病気はイヤですが、素敵な縁をもたらしてくれた事だけは感謝しています
…私は元気です。
生に対して消極的な事も書きましたが、今はささやかな楽しみを見つけて、日々幸せを感じながら生きています。
闘病中の皆さんが、一日も早く日常を取り戻せる事を心より願っています。
皆さん、良い連休を
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