放置ママチャリを整備して乗る2 (4)ステムまわりあれこれと泥除け撤去とか | iven works

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ないなら作ればいいじゃない。

 前回、無理やり厚紙で対応したハンドル径の違い。
さすが厚紙だけあって、30km程乗ったら緩んできてしまいました。
そらそうだ。

22.2mm→25.4mmなんていうマニアックで汎用性の無いカラーを作るのも探すのも面倒なので、もともとついてたステムごと使うことにします。
 
このセット。

それにともなって使うのがこれ、PROFILE DESIGNのシュレッドレスコンバーター。

1000円くらいです。
黒FUJI号をいじるつもりで買っておいて以来、使ってない代物。

ママチャリによくあるクイルステムと、内部構造は殆ど一緒。
頭にアヘッドステムが取り付けられるようになってるだけです。

装着すると殆ど伸ばせないくらい短めなので、ハンドルを高く上げたい方は長いやつを探すべき。
BBBから出てるみたいです。
BBB エクステンダー 対応コラム(mm):外径28.6×内径25.4(506012)/BBB

画像のこれは挿入部が25.4mmなので多くのママチャリには使えませんが。

コラム挿入部の径が22.2mmのものならばママチャリに使えます。
古いロードバイクによくある規格みたいですね。

ママチャリとはいえ、規格は色々あるかもしれんので、真似される方は購入前に測ってください。
100円ショップのでもいいからノギスを一本持っておくと便利ですよう。

さて、話を戻して、プロファイルのそれ。
フォーク挿入側は22.2mmなのでそのまま使えるんですが、
 
ステム側は25.4mmのノーマルサイズ。
殆ど私の手持ちステムはOSの28.6mm。
間違えて買っちゃいました…。

カラーを噛ませて28.6mmのOSに対応します。

dixnaから出てるアルミ製カラー(25.4mm→28.6mm)。
147円でした。安い。

そんなに需要があるとも思えませんが、東急ハンズやY'sRoadなんかでよく売ってます。

では、パパっとステムごとハンドル周りをひっこ抜いて、グリスを塗ったシュレッドレスコンバーターを挿入。
ついでに、黒FUJI号から引っこ抜いた白サドルもつけました。


あと、サビサビの泥除け・ママチャリスタンドを撤去。
雨が降ったらバスに乗れ仕様。

ただし、通学仕様としてスタンドが無いのは困ります。
ずいーぶん前にアンドレにつけていたセンタースタンドを装着しまして…

(画像がないのでぶっ飛ばしています)


で、現在の姿はこんな感じ。

 

あえてチェーンカバーとリアキャリアは残しました。

油断してもズボンの裾が油まみれになりません。
キャリアにはカゴを載せようかと。

アヘッド化され、無加工のクイルステムよりもハンドル位置が下げられて良い感じ。
10cmは低くなったような。

短いステムと幅広ハンドル、ママチャリフレームのジオメトリーのせい(?:未検証)でハンドリングはかなりクイック。
でこぼこの多い通学路ではまるでBMXみたいです。
これはこれで楽しい。





ちなみにこの写真、がっこーの駐輪場で撮りました。
全く同じ自転車が停めてあったから並べてみたんですよ。

 
左隣の自転車がもとの姿。よぅ、兄弟。
当たり前ですが…普通のママチャリだ。

ノーマルと比べて軽快な感じになった気がしませんか。
本当はリアキャリアも外したほうがすっきりしていいんですけんど…。

大学の近所には自転車を扱う店がそんなにありません。
大学の近所で一人暮らしで自転車が欲しい…とかいう人は、

同じような用途で
同じような店から
同じような自転車を買うわけです。

結果、同じ自転車に乗ってる人、たくさん。

ドライブトレインは全くのノーマルなので、乗車姿勢の変化以外は違いは無いはず。
ノーマルの持ち主さんに許可取って乗り比べてみたいですな。


この姿になってすでに2ヶ月くらい、サークルの後輩に毎日通学に使ってもらっています。
ママチャリ整備実験車としての位置づけですが、通学用に2台あっても仕方ありません。

雨ざらしで放置するとどんどん痛みますし。
乗って貰った方がいろんな人のフィードバックが得られますし。

ちなみに乗ってる人のあだ名からこの自転車を「MachNongTang(マッハノンタン)」と呼んでいます。とびきりダサい名前つけようと思って。

「赤い奴」あらため、MachNongTang。
まだ続きます…。