ローリングストーンズ、または、このブログで印象に残った記事は? | 三太・ケンチク・日記

ローリングストーンズ、または、このブログで印象に残った記事は?


英国のロックバンド、ローリングストーンズが21日夜、当地で世界ツアーをスタートした。会場は米大リーグ、レッドソックスの本拠地球場であるフェンウェイ・パーク。3万6000人の観客が詰め掛ける中、ミック・ジャガー、キース・リチャーズらが約2時間にわたり、懐かしいレパートリーを中心に20曲以上を披露した。コンサートにはカリフォルニア州のアーノルド・シュワルツネッガー知事も姿を見せたが、9月リリースのニューアルバムに収録されている曲で、米国の新保守主義に批評的な「スウィート・ネオコン」は演奏されなかった。
時事通信:8月22日



久しぶりにローリングストーンズの話題で、ちょっと興奮しています。話はガラッと変わって、先日、NHKBS2で、タイトルはなんだったか?憶えていないんですが、ビートルズ関連の番組だったので、最後まで見ちゃいました。僕にとっては、ほとんど知っていることばかりでしたが。1962年8月にそれまでビートルズでドラムを担当していたピート・ベストが、リンゴ・スターに替わったんですが、その番組はピート・ベスト側から見たドラムス交代劇の真相を探る、というようなものでした。証言していたのは当時のキャヴァーン・クラブや、ハンブルグのバーの関係者、1962年4月に亡くなった元メンバーのスチュアート・サトクリフの恋人で、ハンブルグ時代のビートルズの写真を撮っていた女性カメラマンのアストリット・キルヒヘル、等々です。もちろん、ピート・ベストもいいオジサンになってましたが、証言しています。よく「ビートルズになり損ねた男」と言われたり、そんな題名の本も出ています。結局のところ真相は、今となっては分からない、藪の中なんですが。


左がピート・ベスト、右がスチュ・サトクリフ
(撮影:アストリット・キルヒヘル)

ピート・ベストの物語をここで言いたいのではなく、またここで話はガラッと変わって、実はつい先日、僕のブログをいつも見てくれているある人から、過去の記事について、「tontonさんの記事を読んでいて、趣味というか好きなことを記事に書いていたので、意外だったので驚きましたよ」と、突然言われました。僕はなぜか瞬間的に「あ、あの、ローリングストーンズの記事かな?」と言ってしまいました。他にも人がいたので、その人との話はそれで終わってしまったのです。帰ってからこのブログでローリングストーンズの記事を探しても、記事らしい記事は見あたりません。


若い頃ニューヨークへ行ったときに、泊まったホテルの前のマジソンスクエアガーデンでローリングストーンズのコンサートがあった、さすがはニューヨークだと思った、という記事で、ちょっと書いただけなんですが。そうしてみると、まったくの僕の早とちりで、どうもその人が言っていた記事は、違う記事を指して言っていたのかもしれません。今から思えば、その人が言う記事はなんなのか、もうちょっと詳しく聞いておくべきだったと、今更ながら悔やんでいるわけです。


僕がここで言いたいのは、自分がいいと思って書いていた記事でも、他人から見ると、箸にも棒にも引っかからない、ただの駄文に過ぎない場合もあれば、もちろん、逆もあるわけです。ブログというのは、いつも「天に唾す」のようなもので、他人がどう思っているのか、記事を書いている本人には今ひとつ掴めないところがあります。一歩進めて、ブログという形式の枠内で、果たして、記事の善し悪しを計る客観的な指標はあるのでしょうか?でも、それも答えを得るのは難しそうです。後々の参考のためにも「三太・ケンチク・日記」の中で、「印象に残った記事」はこれだと言っていただけると、僕としては嬉しいのですが、これは無理なお願いかもしれません。


追記:8月22日夜8時から9時30分、NHKBS2放映

ハイビジョン特集「ビートルズ誕生秘話~ピート・ベスト・ストーリー」