使用しているスレッドを変更しました。
スレッドって
スレッドなんてカッコよく言ってますけど糸ですよ。。
糸
竿に糸なんて使ってた??
そんな人もいるかも
使ってない竿はないんですよ!
糸を使わないで竿が作れるなら
作り方と材料が知りたい・・・
糸を使う作業って竿を作る時に一番手間がががるんですよね~。
この写真見てください。
メタリックブルーのブランクの部
糸です。
竿全部に糸を巻くから、総巻って言われるやつですね。
ブランクの装飾?着色?は
比率だけで言うと総巻より塗装の方が多いですね。
総巻にするか?塗装にするか?は
目的によって変わってきますけどね。
ガイドの前後
メタリックブルーとシルバーのライン
ここも糸
ガイド下の金色も糸
竿をデザインする時に欠かせないのが糸
スレッドなのですよ。
もっと突っ込んだ細かいことは置いといて・・・
このスレッドを全部新しく入れ替えたんです。
写真は、一部ですけど
竿を作る時に使うスレッドには
それぞれ満たしていないといけない条件がいくつかありますけど
その条件さえ満たしていれば
釣り竿用のスレッドじゃなくていいんですよね。
てか?純粋に釣竿用の糸ってあるのかな・・・?
ないっぽいですね。
新しく採用したこのスレッドは
写真を見て分かるように
西陣織に使っている糸なのです。
トノイチは京都ですから
そういった意味では自然な流れですよね~。
西陣の金銀糸は
ちょっとしたブランドで
ブルネイのセレブ愛用の腰巻?なんかに使われているそうですよ。
最近では、こんなご時世ですから
西陣の金銀糸も海外で生産しているところもあるようですね。
ですが
西陣にある
老舗で名門と言われている西陣織を織っている社長に紹介してもらった
西陣にある老舗の金糸店から仕入れているので
純粋な西陣金糸なのです。。
昔の金糸は、和紙って言ってたかな?
紙の糸芯に金箔や銀箔を貼って撚って作っていたらしいのですけど
今は人絹とか様々な科学繊維の糸芯に蒸着という方法で作っているそうです。
とにかく糸が綺麗
多くの?ほとんどの?スレッドは
糸芯に銀や色とりどりのフィルムを貼ったり、アルミなんかを蒸着して作られているのですけど
この糸は、糸芯に銀を蒸着させて作っているから
銀製なんですよね。
銀製という高級感に惹かれたところもありますけど
光沢というか輝きが
やっぱり全然違うんです!
この糸を使うために
竿の作業工程とか樹脂までみなおして採用したんです!
色数も相当ありますし
他にはない質感のものもあるんで
ワクワクします!
やっぱり上質なモノっていいですね。