一味同心塾 Vol.1 | joy and sorrow

joy and sorrow

【殿】が、気ままに撮り歩いた写真ブログです。

フレッシュパントリーの鼻岡社長に声をかけていただいて、
日本の女性料理研究家の第一人者「中村成子」先生率いる料理道場「一味同心塾」に行ってきました。
一味同心塾は、島根県奥出雲町の田園風景に溶け込んだ築250年の古民家を再生して作った建物です。
お香の香りが漂っている玄関の中に入ったら、子供時代の夏には毎日のように味わっていた独特のひんやりとした素敵な空間が繰り広げられていて、その中をエアコンなんかじゃ味わえない心地よい涼風が流れています。

$joy and sorrow


$joy and sorrow


久しぶりにお会いした中村先生にご挨拶をすませて席に着くと、冷たい柚子ジュースでおもてなしをうけ、
料理とともに楽しみにしていた先生のお話を聞かせていただきます。
この日も自然を素直に受け入れようという内容の素敵なお話で感銘を受けました。

先生は一味同心塾の前の田んぼで仁多米を育てていらっしゃるのですが、東京から帰ってみたら今年は雑草の手入れが悪くご立腹だったとか・・・。それでも、自然はいつも変化しているから毎年が初めての経験です。今年は、雑草が多くて今からどうなるか分からないが、それを楽しみたいと思っているそうです。

素敵な話ですよね。

$joy and sorrow


さて、これから今日の料理のご紹介です。


$joy and sorrow


今回は、京野菜で有名な鷹峯地区で400年続いている専業農家の十四代目「樋口昌孝」氏が育てた完熟トマトが題材。
樋口氏の京野菜を食べることが出来るだけで、ここまで来たかいがあったというものですね。


$joy and sorrow


$joy and sorrow


$joy and sorrow
先生の包丁は恐ろしいほどの切れ味でした。

つづく