スパイの嘘を暴け | Pigg news

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2011年、日本。
政府が秘密裏に活用していた諜報部に某国のスパイがいて、
国家機密を流出しているとの疑いが強まった。
国家機密はコピーできないマイクロチップに収められているが、
緊急調査の結果、
そのマイクロチップ自体を紛失もしくは破損したという
諜報部員が4人も見つかった。

もちろん紛失・破損自体が許されないミスであるが、
もし故意に他国に渡していたとなればかなりの重罪である。
さっそく諜報部は4人から事情を聴取することにした。

マイクロチップ

Aの証言
「俺は自宅の金庫にマイクロチップを入れておいたんだ。
左に3周まわしてから4に合わせ、
右に2周まわしてから1に合わせれば
開くようになってたんだが、
誰かに開け方がバレちまったらしい」


Bの証言
「オイラはマイクロチップをさっきトイレに落とし、
誤ってそのまま流しちまった。
すぐに電話で報告しようと思ったんだが、
運悪く停電になって電話は不通、
ケータイも充電切れでかからねえ。
乾電池式の充電器を探し出してようやくケータイを
充電しはじめたところで呼び出されたのさ」

Cの証言
「僕は肌身離さず持っていたのですが、
つい先ほど他国のスパイと思われる人物に襲われました。
敵は逃げていったのでマイクロチップを奪われてはいませんが、
ご覧のとおり、格闘中にマイクロチップを破損してしまいました」

Dの証言
「私は自宅の百科事典の、
299ページと300ページの間に挟んで保管していました。
しかし家をあけている間に
誰かが部屋にしのびこんだ形跡があり、
調べてみると金目のものは無事で、
マイクロチップだけがなくなっていました」

この中で確実に嘘をついている人物は誰だろうか?


ヒント↓(反転)

・嘘をついてるように見えるものも多いが、
 確実に嘘をついているのは一人だけ

 答えこちら

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