【犯人特定の根拠】
手紙の文面
【ズバリ、犯人は…?】
藤井さちえ
手紙の文頭を縦に読むと「やまいが犯人」となる。
しかし昏睡しているあいだに殺された被害者に、
この手紙を書くことはできない。
犯人は死体を自殺に見せかけるついでに、
万一他殺の疑いがかかったときに備えて、
偽造した遺書に人名を隠して罪をなすりつけようとしたのだ。
もちろん山井精六が自分の名を書くはずはないので、
ベテラン刑事は、
もう一人の容疑者・藤川さちえが犯人だと気づいたのである。
ミステリークイズ「家政婦は見ていた」はこちら