特別編① 公務員試験を受けたきっかけ、試験勉強について | TONISHさん

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東京暮らしの大変さを綴ります。。。。。。

 

 

全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し…

区民のために直接貢献できる仕事をしたいと…

すべての人に公平なサービスを提供…

 

 

 

 

なんて、そんなことはカケラも思っていません。

 

 

 

 

 

 

 

きっかけは

  • 妻が今年から特別区某区の職員になったから
  • 早く今の仕事やめたいから
  • 定年までクビにならない仕事がいいから
  • 安定して給料が上がるから
  • 子どものことを考えると

 

とか、そんな感じ。

かっこいい理由なんてひとつもない。

 

しかしながら、勉強していく間にやりたいことを見つけていった感じかな。

やりたいことと言っても、公務員にできることなんて何もないだろうけど。

でも管理系の作業は自分に向いているのでは、ということは思う。

 

 

 

 

 

 

きっかけを上に書いたが、

一番最初のきっかけは

 

 

 

 

「受けてみたら?」

という妻の一言。

 

特別区の受験申し込み締切日に言われた。

 

 

 

 

正直、公務員って楽そうでいいなあ

ってくらいなことは思っていた。

 

それだけであって、

「特別区」なんて聞いたこともなかったし、どうでも良かった(笑)

 

オタメシで受けてみるかなみたいな気持ちになった。

 

 

 

 

 

 

締め切り日の夜に言われたもんで

何も分からず、とりあえず第1希望~第3希望までの区を入力し、

採用区分(事務とか化学とか俺の区分とか)をなんとなく大学で勉強してたからという理由で選び、

 

もうとにかく雰囲気だけって感じ。

適当に入力し、ネットで受験申し込み。

 →これがあとで俺を苦しめることになる

 

 

 

 

 

このあと

 

 

「こっちも受けてみたら?」

とまた妻。

 

 

今度は東京都の採用試験を申し込むことになった。

こちらの試験は、大学院・社会人向けの区分。

レベルは高いが、特別区の1週間前に筆記試験が行われるということで、良い練習になるということで受験を決意。

 →不合格だったが、この受験をしたことによって最終的に良い結果を生んだ。

 

ちなみに東京都と特別区は何が違うかというと、

東京都は○○県

特別区は○○市

みたいな違い。

一応特別区は、政令都市レベル(仙台とか横浜とか)と言われる。

レベルってのは事務採用の話だけどね。

 

 

 

 

 

スケジュール感を以下にまとめると

 

4/15  特別区、東京都の申し込み

5/29  東京都筆記試験

6/5   特別区筆記試験

 

 

↓特別区採用案内

http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/1_annai/annai28.pdf

 

↓東京都採用案内

http://saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/selection/28/section-1a-schedule.html

 

 

 

 

 

 

 

4/15、申し込んだ時点では全くやる気は無かった。

 

4月下旬に母に連絡し、大学時代のテキスト類を実家から送ってもらった。

送ってもらい、なんとなくパラパラめくってみた程度。

 

GWに帰省し、追加でテキストを持ち帰り。

同じくらいのタイミングで、専門の本屋さんで新しい専門のテキスト購入。

ついでに教養試験の過去問3年分も購入。

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、さっきのスケジュールに追加すると

 

 

4/15  特別区、東京都の申し込み

5/6頃 勉強開始

5/29  東京都筆記試験

6/5   特別区筆記試験

 

 

ということになる。

 

 

 

 

勉強期間は、

東京都の試験まで3週間

特別区の試験まで1ヶ月

 

 

 

こんなんで受かるわけ無いと思いながらも、

通勤時間と休日を利用して勉強した。

 

 

東京都も特別区も試験内容はほとんど同じ。

試験のレベルは東京都の方が難しいが。

 

 

 

 

試験内容は

  • 教養
  • 専門
  • 論文(東京都は2種類(1つは専門記述)、特別区は1種類)

 

である。

 

 

教養は一般的な公務員試験と同じ試験範囲。

国語、英語、数的処理、資料解釈から

倫理、哲学、歴史、地理、法律、政治、経済、物理、化学、生物、地学、社会事情

とかそんな感じ。

 

どう考えてもこの勉強期間じゃ不可能。

過去問を解いてみることだけで限界。

救いなのは、すべて「マークシート」ということ。

雰囲気で番号を選ぶことができる。

 

 

 

 

 

 

論文は、その自治体で問題となっていることがテーマになることが多い。

なので、普段から興味を持って調べていないと、問題点も分からないし、

それについても解決策、他の自治体ではどうしているかとか

 

そんなこと短期間で対策できるわけがない。

おととしは、放置自転車についての対策がテーマだったとか。

模範解答は、この自治体ではこういう対策をとっているとかというデータを示していた。

そんなの普通わかるわけない。

 

 

ということで、

論文は完全に捨て。

一応、昔から作文は得意だったからそれに賭けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

何より問題だったのは、専門。

大学のときに勉強していたとはいえ、ほとんど覚えていない。

7年も勉強してなかったからな。

というか、二度と勉強しないと思っていた。システムエンジニアに逃げたから。

(だからテキストも後輩にあげた気がする)

 

出題範囲に関係ありそうな、資格試験のテキストを購入した。

そして高校の物理から勉強をやりなおした。

 

 

 

勉強期間の9割は専門に費やした。

ほかの1割は教養試験の過去問を解くこと。

 

 

 

 

専門試験の過去問も公開されている。

しかし解答が公開されていない。問題だけが公開されている。

答えがないものなんて見てもわからない。むなしくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあいろいろ書いたけど

 

結局のところ

 

 

5/6頃 勉強開始

5/29  東京都筆記試験

6/5   特別区筆記試験

 

 

この期間、

平日は2時間くらい、休日は6時間くらい勉強したと思うけど

 

合計100時間も勉強していない。

 

 

これしか勉強しなくて公務員になれたということは自慢になってしまうかもしれないが、

これが事実だ。

 

 

公務員になるには

 

http://koumuin-hikaku.com/category120.html

とか

http://rightree.com/category11/entry50.html

とか

http://ask-koumuin.com/3kagetsu-goukaku/

とか

http://goukaku01.com/106.html

とか

 

 

見ると、1500時間必要とか、700時間必要とか

そんなことが書いてる。

 

 

でもそれはみんな「事務職採用」の話である。

 

 

 

7年くらい専門の勉強から離れていた俺が

100時間程度の勉強で合格できた。

 

これが事務職以外の公務員試験の実態なんだと思う。

 

 

 

正直かなり運は良かったと思う。

(出そうな問題だと思ってヤマを張っていたのがそのまま出たり)

 

 

 

 

 

 

 

特別区の採用試験は、比較的倍率が低く

合格しやすい公務員試験と言われる。

 

全国から腕試しで受験する人も多いとのこと。

本命の地元自治体を受ける前に、ってことね。

 

それでも俺の受けた区分は

倍率「2倍程度」。

 

大学入試の時は1.4倍だったからね。落ちる人の方がすくない。

それよりは今回、倍率が高い(笑)

 

↓今年の受験人数、倍率など詳細情報↓

http://www.tokyo23city.or.jp/saiyo/28nen_ji/1_jisshi.htm

 

 

 

 

 

 

なにが言いたいかというと

うまく勉強すれば、短期間の勉強で合格出来るということ。

 

 

受験年齢の上限があるから、どこでも受けられるわけではないが

 

 

特別区の新卒枠は31歳まで受験可能。←俺が受けたやつ

経験者枠もあるけど、こっちは倍率高いからきついね。

 

 

 

 

 

今の仕事に不満のある人。

公務員試験受けたいけど、地元では倍率が高くて厳しいという人。

 

 

そんな人は是非特別区を受験してみてください。

事務は倍率が高いし、ボリュームゾーンはマーチとかの賢い私立と言われるが

 

技術系の区分であれば、短期間の勉強で合格出来る可能性があります。

 

 

その気がある方がいましたら、何かアドバイスします。