色彩を持たない

多崎つくると、

彼の巡礼の年

 

村上春樹の小説をいっきに読んだ。

 

出版されてから数年、

あの時は題名にピンとこなくて、

読む気にならなかった。

 

 

でも読み始めたら、とまらない。

先が気になってしまって、

 

気持ちがいっきに下がってしまった。

メランコリックに、

(とても 興味深い、おもしろい本です。)

 

後半、飛ぶように、斜め読みしてしまったので、

丁寧に読んだら、きっと 違う、気持ちになれるのかもしれない。

 

と そんな気持ちがすっとんでしまいました。

 

 

 

右田ヶ岳、 初登山、してきました。

 

 

 

右田ヶ岳は防府にある花崗岩の山です。

国道からも見えるその山は、巨岩が独特なきれいな山です。

 

でも、

岩場登山が苦手の私は

ずうううーと、この山を避けてきました。

 

でも、最近、山奥に行くと、熊と出くわしたら、怖いのと

涸沢より、高い山にも行ってみたいので、

近場の、この山を登ってみることにしました。

 

家から、防府まで、車で30分

 

本日のルートは天徳寺から塚原コーズに降りるコースです。

 

山口県の山の本には、危険度1と書いてあったのを信じて、

 

 

天徳寺の銀杏の木

 

とても大きく立派、

 

 

 

登り始めまではいいけど、

 

その先からは

防府市街を背に

 

花崗岩の岩を這い登る、

 

絶景、

 

 

楽しむ余裕はなく、。(;°皿°)

 

心臓バクバク、

 

脈をとったらやけに早い、

 

気を落ち着かせよう、 と

 

飲む水をとる手が震えている、

 

 

今さら、引き返せない、

 

引き返すのもこわい、(T▽T;)

 

 

 

途中、

 

危険な道に入り込んじゃったんじゃない、

 

と思ったけど、

 

すれ違う、

 

ニコニコ顔の登山者は

 

 

お二人とも、

 

この道でまちがいないですよ。

 

とおっしゃる、

 

笑顔がすごすぎです。

 

 

途中で出会った、

 

お昼休憩をされている人は

 

三年の間、登っている間に

 

レスキューヘリが

2回来るのを見たとか、

 

そんな話をされた、

 

幸い私はレスキュー保険に入っている、

 

(でも、お世話になりたくないです。)

 

初めて登る人で引き返す人も多々あるとか、

 

私の友人の友達が骨折したし、

友人一人は引き返した。

 

気をひきしめ、

緊張し続け、登る事、2時間近く

 

(フツーの人はもっと、早く登れる。)

 

12時半、頂上、

 

 

登山グループもいて、

 

頂上は広く、眺望は最高、

 

 

さっきまで、ビビッていたのを

 

忘れるくらい、気持ちいい。

 

山賊にぎりも美味しく食べれました。

 

 

 

この、とんがった所、三つまで登ってきました。

 

登るのが怖すぎて、

 

逆に元気になって帰ってきました。

 

 

最近の私の山歩きは

 

何か、

 

 

修行しているみたいです。(;^_^A