R-143(Y-side) | ともりの気分

ともりの気分

東方神起大好きなともりです(^^)
チャミを溺愛し、ユノに癒される毎日。
二人を永遠に応援し、愛します。
小説に挑戦しています。
お見苦しい内容もありますが、
共感してくれると嬉しいです(^_^)v

翌日、目が覚めたらチャンミンが昨日の姿のまま、眠っていた。
自然とそういうことになったわけだが、
チャンミンの負担にならないように抱いたつもりだが、きっと体中が痛いであろう…。
目元には涙の後が残っていた。
途中、痛そうに顔を歪めたチャンミンを見て、何度も止めようとしたが、チャンミンが続けて欲しいとしがみついてきた。

今日は1日ベッドにいよう…。
明日は仕事だ。
仕事に支障が出たら大変だ!

今何時なんだろうか…そう思った時、
盛大にチャンミンのお腹が鳴った。
と、同時にチャンミンがパチって音がするくらい目を開いた。
「あ…」
掠れた声と同時に目が合う。
「おはよう、チャンミン…」
「おはよう…ユノヒョン…」
恥ずかしそうに目を反らす。
「痛いところだらけだろ?」
「そんなことは…あ、痛たた…」
「どこだ?腰?」
「うん…腰…。でもそれよりもお腹ペコペコで…」
昨日結局何も食べずに寝てしまった。
「昨日チャンミンの作ってくれた物があるよね。温め直すよ…待ってて…」
「今何時だろう…」
「えっとな…えっ?もう一時だ!」
「一時?もう?」
「今日は体も痛いし、出かけないで、ゆっくりしような…」
「うん…」
「先にシャワー浴びるか…」
「ユノヒョンお先にどうぞ…」
「え、一緒に入ろうよ…」
「僕の家のお風呂は一人入ればいっぱいだよ…二人は入れないし…」
確かに…二人は無理そうな風呂だ。
「じゃあ先に入るね。チャンミン、後で運ぶからね」
「運ぶって…多分歩けるよー」
恥ずかしそうに布団を被った。

「チャンミン、ほらおいで」
布団を剥ぎ、抱っこをする。
か、軽い…。
「ちゃんと掴まって…」
恥ずかしそうに首に手を回す。
「大丈夫?立てるか?」
「大丈夫だよ…心配しないで」
心配しないわけがない。
「洗える?あの…中も…」
「洗えるっ!」
チャンミンは真っ赤な顔をして、ドアを閉めた。

「いただきまーす!お腹ペコペコ‼」
「丸1日食べてなかったからな、ゆっくり食べて、また横になろうな」
そう言った時、俺のスマホが震えた。

「親父だ…何だろう」
親父からの電話だった。
「あ、ユンホか?」
「ああ、どうかしたの?」
「今夜、チャンミン君と四人で飯どうだ?
一緒にいるんだろう?」
「ああ…。飯?珍しいな。ちょっと待ってて…折り返し電話するよ」
そう言って電話を切った。

「チャンミン、親父たちが今夜一緒に飯食べないかって…」
「えっ…」
「どうする?体辛いよな?」
「今夜…」
「体辛かったら、またにすればいい…」
「…行きましょう。夕方には今より良くなっていると思うし、せっかく誘ってもらったし…」
「大丈夫か?」
「うん…ユノヒョン、あの…」
「行けるなら、今夜…話する。俺たちのこと。」
「…わかった」
「じゃあOKって電話するよ」
「…うん」

親父の指定で、カンタヒョンの店に17時に待ち合わせになった。
「親父が17:00って…早いな。
もう少し遅い時間でもいいのにな」
「旅行でお疲れなのかも…早く切り上げたいのかな…」
「うーん…でも話は長くなるかもしれないな…」
「…」
「チャンミン?大丈夫?」
「うん…覚悟、決めたから…」
「ずっと一緒に居ような…」
「うん!」
チャンミンの目の色が変わった気がした。

いよいよ…今夜だ。