外泊訓練の不安 | 34歳夫のくも膜下出血体験記~沈黙の不倫から13年~精神科入院中の夫と母子の歩む道

34歳夫のくも膜下出血体験記~沈黙の不倫から13年~精神科入院中の夫と母子の歩む道

2011年7月夫が突然くも膜下出血(グレード5)を発症。その後の不倫発覚…高次脳機能障害(精神科入院中)の夫とこの先どう歩んでいくのか。日々の揺れ動く心を描きたいと思います。娘21歳 息子16歳 妻(私)多発性神経鞘腫という持病持ち。これについても記したいと思います。



下ネタ的な表現があるので、不快に思われる方は 

スルーしてください






暴言三昧の直後だったので 今回の外泊はとても気が重かったが


強行突破した。




今回の外泊で 不安な面は3つ



1、痙攣後の機能低下により 私の指示が入りにくくなっていたが

移動や入浴など 問題なくこなせるか。



2、子供達の前で 大声を張り上げたり 暴言を吐くような事が起きないか。



3、これは ブログで始めて書くが・・・性的な卑猥な事を言わないかどうか・・・



の3点。



3の事で説明すると



どうやら 前頭葉の眼窩前頭皮質?の部分に損傷を負うと、過度に悪態をついたり 衝動的に、結果を省みずに行動する、爆発的、攻撃的行為、怒りっぽい、不適切な言動など・・・起こすようだ。


(わいせつな発言や行為、悪ふざけ、軽薄な行為、窃盗、過食)




詳しい事はわからないが、損傷部位はその辺だし 後遺症によるものだと思うが



言語療法士のリハビリ中



「今 一番やりたいことはなんですか?」の問いに

 


「性行為」

「自慰」

「ナンパ」 と答えた。



実際には 一般的に使われるカタカナ表現で言っていたが あえて漢字表記にしてみた・・・たいした変わらんけど・・・∑(゚Д゚)



理学療法で 顔を近づけたら イケメンPTにキスしようとしたり


お風呂に入るときも 必要以上に下半身のアレを触る。




リハDr曰く この言葉を言ったりするのは 初めてではなく 最近何度か言ってたようで。

私が一緒の時は 言わないかな?との思いで 同じ質問をしてみたらしい。



最後の「ナンパ」って不思議に思うよね叫び夫なのにパンチ!




リハ後、言語Drに

「この後遺症は それまでの家族のあり方が問われますよね・・・」


と、いうと


「正直、色々な患者さんや家族を見て来ました。仰るとおりだと思います。」





もう・・・退院近いし 言語のリハDrには

これまでの旦那の事 話しちゃった( ̄□ ̄;)



リハビリ中の Drと旦那の世間話や質疑応答の中で 何となく 気まずい雰囲気になることも多々あった。


「嫁に花を贈ったことはないけど 別の人ならある」とか


「嫁と行った事はないけど 別の人とならある」とか その他色々。



過去の記憶はだいたい 保たれている部分もあるので

実際に本当の話なのか 作話なのか 判断が難しいところだと思っていたようで。



「○○さ~ん、こんなに一生懸命な奥さんが 居るのにダメじゃないですか!こんな奥さん 素晴らしいじゃないですか。○○さんにはもったいないですよ~」 


なんて 笑いながら 旦那に襲い掛かっていた。




当の本人は しら~ん顔してたけど。




病院関係者にいう事ではないから 話さなくたって良かったんだけど

何となく すっきりした感じもあったり・・・





そんなこんなで、不安な外泊訓練が始まった。