一か月ぶりに先生に会って、今日から始まる治療についてお話を聞いていたら、ああやっぱり私って厄介な病気なんだと改めて気が重くなった。
まず、分子標的薬のハーセプチン。
今日から3週間置きに1年間の点滴。
それから、ホルモン抑制のためのゾラデックス。
3か月に1度、お腹に注射。5年間。
そして抗ホルモン剤のノルバデックス。
1日1回1錠を10年間服用。
ハーセプチンは初回のみ、アレルギー反応と高熱の恐れがあるとのことで、点滴前に座薬を入れた。
初回は多めの量を、90分かけてゆっくり投与。
幸い、副作用は何も出なかった。
びっくりしたのはゾラデックス注射の針!
さっさと済ませようとする先生に、えっ、それ針ですか?太くないですか??と必死に抵抗する私。
だって、ボールペンの替え芯くらいの太さに見えましたよ!(ちょっと大げさ)
なぜそんなに太いかと言うと、それでマイクロカプセル?をお腹に埋め込むらしい。
それが少しずつ浸透するから、揉んだりしたらすぐ薬が出ちゃってダメらしい。
そんな説明も3秒くらいで、いきなりお腹にブスリ!
うーわぁっ…って、思ったより痛くないし( ̄▽ ̄)
あーびっくりしたー
正直言ってジーラスタの方が痛いよ。
てかこれを5年間?
長っ!
ノルバデックスに至っては10年だし。
これらの副作用は更年期障害と同じらしい。
ホルモンの自然な分泌を、無理やり押さえ込むのだ。
予測出来ない体の不調と、精神の乱れが怖い。
これ、私が浸潤してなかったら…
もっと早く病気に気付いていれば…
こんな治療、不要だったかも知れないのに…
と、またタラレバスパイラルに陥る。
ダメだ、振り返っても仕方ない!
続けなければ。
本日のお代、57,000円なり( ̄◇ ̄;)