ハローワークでの求人検索はこうしよう。検索の仕方、注意点、など。 | 転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。

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就活を始めたがいろいろわからないことがあって、という方。
就活は求人検索と面接が重要と思っている方、それだけではありませんよ。
自分に合う求人がない、面接が入らない、面接に行っても通らない、に答えます。
あなたの目からウロコを落とします。

ステップ④求人検索(求人はどこにある)というテーマで述べたようにハローワークの求人情報が
一番幅広く、多く、全国の求人が検索できます。
求人!と考えた時はまず、ハローワークと覚えておいてください。
下がハローワークの実際の求人票です。
求人票サンプル


一番多く、手っ取り早いハローワークでの検索方法はどのようにしたら良いか? について説明します。
この項目は非常に重要ですからぜひ、十分理解してください。

現在、皆さんがやっている方法
ハローワークでの求人検索の方法でまず、ほとんどの方がやっている方法は以下のような検索
方法でしょう。
  1時間と区切られている、時間内になるべく早く良い求人を探したい、プリント枚数が限られている
  のでせめてその枚数分ぐらいは検索したい、という思いで画面に臨みます。
  最初の画面から入ると必要な項目を入力する画面が出てきて探す求人の条件を入力する画面に
  なります。
  この条件の画面に職種、地域、給料の範囲、(年齢)、その他条件が設定できます。
  皆さんは早い時間で自分に合う求人を探したい、という思いが強いですからなるべく細かく条件を
  設定して検索しようとします。
  この設定をして検索を実行するとほとんど求人が出てこない、出てくるがいつも同じ求人しか出て
  来ない、まったく的外れの求人が出てくる、こんな経験をされませんか?
  自分に合った求人がない、何回やっても同じだ、これでは応募できる求人なんてないじゃないか、
  いつも腹立たしくなってハローワークを帰っていくという思いをされているのではないでしょうか?

このような求人検索をやっていてはいつまでたっても自分に合う求人、応募しようという気になる求人は
出てきません。検索に行くのがイヤになってしまいます。
それではどうしたらよいのか? ということになります。 
ここでまったく新しい発想の求人検索の仕方を教えます。 まずはバカにしないでやってみることを
お勧めします。
ハローワーク(あるいは他の求人情報)の検索のやり方
  皆さんは早く、効率よく、自分の希望の求人を探すには条件を設定して検索すると検索しやすいと
  考えます。
  ところがこの考えの裏には非常に危険な落とし穴があります。
  条件設定をするとあなたが設定した条件に「正確に」一致した求人だけが表示されます。
  あなたの条件のほんの少し緩い条件の求人にあなたにぴったりの求人が潜んでいる可能性が
  ありますが、この求人は漏れてしまいます。
  本当はあなたにピッタリな求人なのに検索の網にかかってこない、こんな求人が実は非常に多い
  のです。
  これらの求人をあなたは残念ながら見逃す検索方法をしているのです。もっと言えばあなたの
  目的の求人を検索しない検索方法をしているのです。
  それではどうしたらよいか、ですが、あなたが何時もやっている検索方法を変えることです。
  その方法は「ハローワークに行って求人検索をするときに必要項目は入力しますが、
  条件設定をしないで検索する」
ことです。
  条件設定はせいぜい勤務地(この勤務地もあなたの県全体ぐらいに大きく囲む)、社員の身分
  (アルバイト、パートを外す程度、それ以上細かく設定しない)ぐらいを条件設定して検索するとかなり
  多くの求人が上から下へ一覧で並びます。一番上が一番新しい求人で下へ行くほど古くなります。
  いわゆるリストの状態で表示されます。
  このリストを上から下へ丹念に見ていきます。あなたの希望しないような求人情報もぜひ、見て
  ください。
  このリストを丹念に見ることによってあなたが住んでいる地域での求人の出方が勉強できます。
  この地域にはこんな職種が多いんだ、
  こんな職種は給料はどのくらいなんだ、
  こんな業界の求人が多いんだ、
  会社の数はどのくらいなんだ、
  全体を眺めると上のような状況がなんとなくわかります。
  そして各項目が並んでいますが、その中で「仕事の内容」の項目に注目します。
  職種にとらわれないで「仕事の内容」を注意深く読んでこの仕事の内容なら自分はできるか、
  否か、を深く考えながら各求人の欄を見ていきます。
  最初は他の項目にとらわれてはいけません。 「仕事の内容」だけに注目します。
  そして他の項目にとらわれずにこの仕事の内容なら自分にもできそうだ、という求人があれば
  その詳細を見てみます。
  そしてさらに「仕事の内容」を丹念に読みます。この仕事の内容はどんな働き、どんなスキル、
  どんな能力を求めているのか、を考えながら、自分の今までの経験、スキルで対応できるか
  どうか、どのくらいギャップがあるだろうか?自分の方が企業の期待値より上か下か、を
  読み取ります。
  最初はよくわからないかもしれませんが、何件か求人票を真剣に読んでいるうちにわかって
  きます。
  他の条件、特に勤務条件を気にしてはいけません。勤務条件は入社しないとなんの意味も
  ありません。
  (今まで、あなたは勤務条件を見て自分に合う、合わないと判断していませんか?)
  求人票の一番言おうとしていることは「こんな能力の社員がほしい」ということです。
  この企業の希望をまず、見るべきです。

  そして自分の能力、スキルで要求されている仕事の内容が遂行できると感じたら黙って応募する
  のです。
  他の条件を見てはいけません。この求人に応募して内定しても条件が悪くていかないのに
  応募しても意味がないと考えないことです。 
  大きな意味があります。それは相手の会社が求めている仕事の内容にあなたの今までの経験、
  スキルが合うかどうか、応募の書類を送って判断してもらうのです。
  能力は問題ない、と会社が考えると必ず、面接がはいります。 会社は仕事ができる人を求めて
  います。
  仕事ができる事がはっきりしているのに面接しないということはありません。
  書類を送って書類選考(ステップ⑥で詳しく述べます)を通らないということは「仕事ができない」と
  会社が判断した時です。若い人(35歳まで)だとやる気がない、会社として育てられない、と
  判断した時です。
  応募したのに面接が入らないという苦情が非常に多いです。面接が入らないときに皆さんは
  「歳か?」「学歴か?」「転職回数が多いのか?」などと考えますが、まずそんなことはありません。
  応募して書類選考を通らないのは会社が「この人は期待する能力がない」と判断しただけです。
  他の理由はまず、ありません。年齢など関係ありません。
  募集している求人の最大で唯一の目的は「わが社のために貢献してほしい」ということだけです。
  貢献してくれる人なら絶対面接します。貢献してくれないと書類で判断できる人とは面接しません。
  
  もし、仕事の内容だけ見て応募し、面接が入り、内定して入社しなくならなくなったらどうするんだ、
  という心配をされる方がおられると思いますが、その心配はいりません。
  いつでも断れます。
  この辞退についてはステップ⑨内定のテーマで詳しく述べます。

  能力を発揮できる求人に応募すれば必ず、面接が入ります。
  面接の練習ができます。
  また、自分の経験、スキルでどんな求人に応募すれば面接が入るかが解ってきます。
  応募して経験している間にだんだんどんな求人に応募すれば面接が入るかが理解できてきます。
  こうなれば求人検索も自分に合う求人を簡単に見つけられるようになります。

このような求人検索を地道に実行してください。必ず、応募できる求人は出てきます。件数も多く
見つかるようになります。
応募することにおそれないでください。何の心配もありません。いつでも辞退することが可能です。