ステップ①自己理解(担任職を希望の方へ) | 転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。

転職、再就職、就職活動、どうすればいいの? 参考書、セミナーどれもピンとこない。本当のノウハウ、秘訣、やり方、進め方。

就活を始めたがいろいろわからないことがあって、という方。
就活は求人検索と面接が重要と思っている方、それだけではありませんよ。
自分に合う求人がない、面接が入らない、面接に行っても通らない、に答えます。
あなたの目からウロコを落とします。

年齢について企業はどのように考えて社員を採用しようとするか、ステップ①自己理解(年齢)編で
詳しく説明しました。
しかし、すべての職種にこの年齢の考え方が適用されるかというとそうではありません。
女性の方で「責任を持ちたくない」「転勤したくない」「自宅から通えて事務職がよい」などいわゆる
担任職を望む方も多いです。
このような方向けに企業はどのように考えて採用するのでしょうか?
特に女性の事務職を中心に説明していきましょう。
女性の担任職、事務職というと
一般事務
営業事務
経理事務
この3つにほぼすべての事務職が当てはまります。
一般事務は 総務、管理、庶務、秘書、各部門の事務、などほとんどが入ります。
営業事務は「A営業所」に数人の営業マンがおり、そこに1~2人の女性事務員が一緒に働き、
      営業マンが出かけたら留守番、電話当番、顧客対応などが当てはまります。
経理事務はいわゆる帳簿管理、経理の記帳、チェック、銀行との交渉、など。
この3つが代表的な事務職です。

この3つの職には次のような特徴があります。
①求人は必ず出る。 これらの職種には専門性はあまりなく、製造業でも販売業でも卸業でも
  どんなことをしている企業でも必要な業務です。
  したがって、今までの社員が辞めた、追加補充したい、拡充したい、などの要望があれば
  求人を出して補充しようとします。
②経理職以外は特に必要な条件がない。「3年以上の経験があればよい」というのが条件です。
  経理職は「3年以上の経験+簿記2級か3級」というのが条件です。

3年以上経験していればだれでもいいですよ、というのが企業側の要求項目です。 
それ以上の要求はあまりありません。
経理職だけは経験と資格を要求してきます。

この中で一般事務と営業事務は次のような求職者にとって残念な点があります。 
「3年以上の経験があればよい、3年の経験者も10年の経験者も20年の経験者も初任給がほとんど
変わらない」という点が残念な点です。
経理職は経験年数と経験した経理内容、資格によって初任給が変わります。
年齢は3年以上の経験があれば55歳ぐらいまででしたら企業は検討してくれます。 
年齢が若い、高いはほとんど関係ありません。
経理職は60歳前後でも大丈夫です。
これらの職種について企業は次のように考えています。
これらのように総合職を支援する職種については安定してきっちりいつでも総合職の社員を支援して
ほしい、と考えています。
休まない、毎日勤務時刻通り勤務してくれる、他の社員の誰に対しても公平に職務を遂行して
くれる、そんな担任職を望んでいます。(男性の担任職でも女性の担任職でも同じ要望です)
子育てが終わって突然休まないで安定して勤務してくれる人をほしがります。
若いからよいというものでは決してありません。

一般事務と営業事務は初任給について不満を持たなければいつでも求人が出る、応募さえして
いればそのうち決まる、応募する求人に事欠かない。
ただ、ご存じのように競争率が高い。いつも0.4~0.5です。求職者一人に対して0.5件ぐらいしか
求人がないというのがこの職種の特徴です。
しかし、悲観することはありません。年齢と同じように競争率は関係ありません。
なぜ、関係ないかは面接の項目で詳しく説明します。
この職種を希望する方の一番の注意点は「応募できる求人には全部応募する」という点です。 
理由は追々、申し述べます。