4月1日。
多くの企業が、年度変わりを迎える本日。
なぜか、いろいろ精神的に重い一日だったけれど、とても充実した一日でした。
あ、まだまだ今日という日は続くけど。
今期。
私達は大きく飛躍するであろうと確信している。
いろんな思いで過ごした昨年。
辛抱の連続だったけれど、その思いが実る予感がする今期のスタート。
親会社は大きな仕事がこの地域で二つ確定し、もう既に始動している。
それに伴い、私たち自身の役割を今一度再認識する必要があるけれど。
ここまで頑張ってきて良かったと、今以上に思える一年にしたい。
今よりも明日、明日より明後日が、確実に前進しているようなそんな一年を過ごせたらきっと納得がいくんだろう。
先日、親会社の代表に思いを伝えた。
気づけば親会社は関東が主流となり大きく飛躍してきている。それと反比例するかのように、まるで私たちの地域は親会社の中では忘れ去られた存在になっていってる気がしていた。スタッフのモチベーションはどんどん低下していき、別事業を立ち上げて奮闘していても、私ひとりの力や思想では、スタッフを吸引しきれないでいて、限界を感じていた。
それは、きっと私自身がそのような感覚に襲われていてモチベーションが下がり、スタッフに何を語ったらいいのか分からなくなり始めていたからのように思う。
でも、今回大きな案件を二つ営業をかけてくれたという事実がやっと私を奮い立たせ、結果その案件が当社へ舞い込んでくることになったその事実が、更にそこに拍車をかけ、昔の自分を呼び起こすかのようにじわじわと自分が奮い立つ感覚を味わっている。
私は何もないところでみんなを牽引できるほどの力がないことを知り、自分の無力さから絶望を垣間見て、それでも抜け出せないジレンマを抱え、今、こうしてこの現実の中で動いている自分は、やっぱり親会社とは運命共同体だったと改めて痛感した。
今回のこのふたつの案件に対する代表の動きに本当に感謝してもし尽くせない。
一生掛けて恩返しがしたい、ありがとうございます。
と。
代表の目頭に、あついものがこみあげていたことを私は見逃さなかった。
シャイな代表は、この話はもう終わりと告げ、マイクを握って、みんなで昔よく歌った懐かしい歌を歌い始めた。
代表は実は、逆にもう一度、この土地で奮起して営業をかけれたことを感謝しているに違いない。
これからの10年間は 代表の集大成となるであろう。
「さっくる」という北海道で一番小さな集落に生まれ育ち、その名前を持つお店をこの福山という土地ではじめて、そこにひとつの信念を産み落としたと確信しているであろう代表の、その言葉ひとつひとつの真実を、何も聞かなくても分かりすぎるくらいに、私は分かっている。
だからこれからも、私はその夢の続きを見ていたいと思う。
今日は、全てをリセットして新しい自分で一年間頑張る決意の日です。