レストランで一緒にご飯をいったときに、どのようなお金の払い方をするのかで、自分の度量がわかってしまうということを聞いたことがあります。

私も、そういった場面での振る舞いは、かなり気を使っています。たとえば、食事中のマナーもそうです。挨拶、食べ方、マナー、服装・・・といったすべての要素を観察することが、誰かと食事に行くと観察できますし、また自分自身も観察されています。

昔から「己の欲さざること、人に施すなかれ」という格言がありますが、自分がやってほしくない「お金の払い方」「食事のあり方」は、人前でもやりたくないものですね。

そういえば、「マナー」という方式は、作法としての形はあるのですが、その根底にある精神は、「人の嫌がることをしない」という、社会集団で安全に暮らすためには、ごく当たり前な気持ちが込められているそうです。